出版社内容情報
なぜ「社会はウェブをコピーする」のか。「フリー」「シェア」そして「オープン」……インターネットの潮流を知れば未来が読み解ける。
【著者紹介】
インフォバーン代表取締役
内容説明
とてつもない速度で世の中を変えていくテクノロジーとインターネット。いまや私たちの社会はウェブ抜きでは成立しえず、それどころか今後は「現実世界のほうがウェブで培われた思考様式、心理状態をコピーしていく」と著者はいう。ウェブ2.0以降の世界でソーシャルメディアがもたらした「人間中心主義」、そのなかで胎動し、新しいビジネスを次々と生み出す「シェア」とは何か。グーグルグラスや3Dプリンタは人間の生き方をどう変化させ、昨日の常識が通じない時代に企業や個人はいかなる視座をもつべきか。インターネット黎明期からその進化と歩をともにした著者が、未来への希望を描き出す一書。
目次
第1章 ウェブ2.0以降の世界はこう変わった(人間中心主義へと向かうインターネット;ウェブ1.0のパワーとは「中抜き力」 ほか)
第2章 「シェア」が生み出す新しい資本主義(グーグルが無料で利便性を提供する理由;「スマイル0円」というマニュアル化の極致 ほか)
第3章 なぜ日本企業は「オープン」に対応できないのか(カーナビメーカーを苦しめるグーグル;次の勝者は「多くをつなげてしまった人」になる ほか)
第4章 「ウェブをコピーした社会」が向かう未来(SFの世界を想起させるグーグルグラス;現実と仮想を重ね合わせるミクスト・リアリティ ほか)
第5章 常識の通じない時代を生き抜く「7つの視座」(リアル社会にこそ「ウェブ的思考」を持ち込もう;失敗をしよう。失敗を許そう ほか)
著者等紹介
小林弘人[コバヤシヒロト]
1965年長野県生まれ。株式会社インフォバーン代表取締役CEO。株式会社デジモ代表取締役。ビジネス・ブレークスルー大学教授。「ワイアード」「ギズモード・ジャパン」など、紙とウェブの両分野で多くの媒体を立ち上げる。日本初のブログ出版、オーディオブック、3Dプリント可能なコンテンツなど、つねに新たなメディアのかたちをプロデュース。98年に株式会社インフォバーンを設立し、国内外企業のデジタルマーケティング全般からメディアの立ち上げ・運用などを支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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