出版社内容情報
刊行にあたって
本書は2016年から2017年初頭にかけて刊行の準備をしておりました。ところがそのさなか、渡部昇一先生が、同年4月17日にご逝去され、そのままになっておりました。しかし、渡部先生がお亡くなりになられた後、日本はいよいよ人生100年時代が現実になりつつあります。
終生、知的生活を実践された渡部先生の教えは、現代の老後の過ごし方について、大事な指針を与えてくださっております。寿命が100歳に伸びつつある今こそ、本書を世に出す必要があることを奥様の迪子様にお話をしたところ、快くご賛同いただきました。
人生100歳まで、どのようにすれば知的に生きていくことができるのか? 知の巨人、渡部昇一先生の残された知恵の遺産に触れていただけければ、この上ない幸いです。(株)扶桑社 書籍編集部
渡部 昇一[ワタナベショウイチ]
著・文・その他
内容説明
亡くなる前日まで現役であり続けた知の巨人の遺言。
目次
第1章 「自分である」ことの本質は記憶である
第2章 知的生活とは、孤独と社交のバランスにある
第3章 九〇歳を超えて知的であり続けた人たちに学ぶ
第4章 知的に暮らすための大事な方法
第5章 知的老後生活とお金の関係
第6章 誇りをもって人生をまっとうするために
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年10月15日、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.Phil.h.c(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。1976年第24回エッセイストクラブ賞受賞。1985年第1回正論大賞受賞。2017年4月17日逝去。享年86(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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