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大学講義 技術者の倫理入門 (第4版)

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621080290
  • NDC分類 504
  • Cコード C3050

内容説明

技術者倫理について、科学技術・法・倫理の三つの視点からとらえ、基本的な考え方を平易に解説した教科書。日米のさまざまな事例を取り上げながら、社会的条件の日米間の違いや組織と個人の関係における日本の実情をふまえて解説。今回の改訂では、技術者倫理についての考え方をより明確にして新しい知見を加え、企業の技術倫理の最新事例を盛り込んでアップデートした。科学技術にかかわるあらゆる方の参考になるだろう。

目次

モラルへのとびら
技術者と倫理
組織のなかの一人の人の役割
モラル上の人間関係
技術者のアイデンティティ
技術者の資格
倫理実行の手法
事故責任の法の仕組み
法的責任とモラル責任
コンプライアンスと規制法令
説明責任
警笛鳴らし(または内部告発)
環境と技術者
技術者の財産的権利
技術者の国際関係

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

69
事例がしっかりしていてい、内容もしっかりしている。網羅性もそこそこあり、大学の教科書としてはよい。倫理教育は、法令教育、言語教育と三位一体かも。モラル、アイデンティティ、コンプライアンスなどのカタカナ語の氾濫が、日本における倫理観の喪失に繫がっていないかの検証があるとよい。入門では言語、法律と別の軸を提示するとよい。補助教材として、もう少し間を埋めるものを用いるとよい。2014/09/03

Kyotaro Tanaka

1
技術者の倫理というと「チャレンジャー号爆発事故」などの事例研究のようなイメージが強いが,この本はそれに加えて法律,倫理,組織論といった広い視点から「技術者倫理」を捉え直している良書. 「倫理」や「モラル」といった言葉の定義の確認に始まり,技術者の在り方,技術士制度,組織における意思決定,事故の責任,コンプライアンス,説明責任,内部告発,サステナビリティ,知財…などなど盛りだくさん.

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