出版社内容情報
フェーズフィールド法は材料組織形成過程の現象論的なシミュレーション手法。ウェブからソースコードのダウンロードが可能。
内容説明
フェーズフィールド法は、連続体モデルにもとづく材料組織形成過程の現象論的なシミュレーション手法である。近年は、材料科学分野のみならず応力場や電磁場における組織形成やナノスケールにおけるモデル化など、マルチスケール・マルチフィジックスを対象とした種々の工学分野で横断的に進展している。本書は、フェーズフィールド法の基礎理論から具体的な定式化と計算手法を解説し、演習を交えて種々の分野におけるシミュレーション例をまとめており、初学者が着実に学習できるつくりとなっている。また、ウェブ上よりC++のソースコードがダウンロードでき、例題を通して具体的なプログラム開発についても学ぶことができる。
著者等紹介
小山敏幸[コヤマトシユキ]
名古屋工業大学大学院工学研究科物質工学専攻
高木知弘[タカキトモヒロ]
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科機械システム工学部門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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