内容説明
技術者倫理について、科学技術・法・倫理の三つの視点からとらえ、基本的な考え方を平易に解説した教科書。日米のさまざまな事例を取り上げながら、社会的条件の日米間の違いや組織と個人の関係における日本の実情をふまえて解説。今回の改訂では、これまでの路線を継承しつつ、実務に結びつく筋道を明らかにし、社会的関心の高い話題を含め、企業の技術倫理の最新事例を盛り込んでアップデートした。
目次
モラルへのとびら
技術者と倫理
組織のなかの個人の役割
組織上の人間関係
倫理実行の手法
技術者のアイデンティティ
技術者の資格
事故責任の法の仕組み
法的責任とモラル責任
コンプライアンスと規制行政
説明責任
警笛鳴らし(または内部告発)
環境と技術者
技術者の財産的権利
技術者の国際関係
著者等紹介
杉本泰治[スギモトタイジ]
技術士(化学部門)。T.スギモト技術士事務所
高城重厚[タキシゲアツ]
技術士(環境部門、化学部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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