出版社内容情報
宇宙の観測限界を出発して、銀河へ、地球へ、細胞へ、さらには素粒子の世界へ。10の62乗のスケールを駆け抜ける1冊。著者は旅のガイドのように、次々に現れる風景について、これまでに解明されたこと、いまだ謎のまま残されていることを読者に語り聞かせる。「信じがたいことだが、これは作り話ではない。今のところは、これが過去138億年の間に実際に起きたことについてのいちばん良い説明なのだ」。合計140点のシーンイラストとインフォグラフィックで構成されたイラストブック。サイエンスへの興味を掻き立てられ、「次の1冊」が欲しくなる、はじまりの本。
目次
1 宇宙の果てからの出発
2 銀河の中へ
3 太陽系ができるまで
4 惑星、その多彩な顔
5 地球という惑星
6 意識ある存在
7 多様なものから単純なものへ
8 ミクロの扉の向こう側
9 実は、原子は空っぽである
10 「場」が満ちた世界
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yooou
5
☆☆☆★★ 期待と違う内容だったというところを差し引いても読みにくい。何より本文中ではゾウにもキツツキにも意識があるとしながら図ではゴリラもクジラも犬も意識があるかどうかは[不明]という表現になっていて、居心地悪いことこの上ない。2021/06/27
A.Kotani
0
「我々が圧倒的な感動を覚えたのは、月のはるか後方に、地球が登ってくるのを見たときだ…あの光景を見れば、全人類が確かに1つの小さな球体の上にいるというとを実感させられる。」 「私は宇宙から地球を見るまで、「丸い」という言葉の本当の意味をわかっていなかったと思う」2020/02/11