ミネルヴァ日本評伝選<br> 林忠正―浮世絵を越えて日本美術のすべてを

個数:

ミネルヴァ日本評伝選
林忠正―浮世絵を越えて日本美術のすべてを

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月07日 03時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 383,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623054121
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0371

内容説明

林忠正(一八五三~一九〇六)は在仏二十五年の美術商。日本美術を海外に紹介し、印象派の作品を初めて日本にもたらした。一九〇〇年パリ万博の事務官長も務め、輸出貿易にも心を尽す。その見識は祖国では全く理解されず、浮世絵を流出させた“国賊”とまで言われた。初めて、その実像を多角的に描く。

目次

生い立ちから渡仏まで
一八七八年パリ万国博覧会
開店まで
美術店を開く
パリと浮世絵
浮世絵の時代
失われた時を求めて
印象派と日本
シカゴ・コロンビア世界博覧会と「十二の鷹」
エドモン・ド・ゴンクールとS.ビング
一九〇〇年パリ万博展覧会
別離と死

著者等紹介

木々康子[キギヤスコ]
1929年生まれ。東京女子大学に学ぶ(歴史・哲学専攻)。一貫して、知識人を中心に「日本の近代とは何か」を主題として描いている。著書に『蒼龍の系譜』(第17回田村俊子賞受賞)(筑摩書房、1976年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kh_0924

0
ビングやゴンクールなど、19世紀末のパリの日本美術コレクターと林のやりとりが興味深い。著者が林の孫の奥さんだけあって、「浮世絵をさばいて金儲けをした」という林像は周囲のやっかみや無知による虚像であることが強調されている。「恩知らず」黒田清輝に対するdisも興味深い(笑)。林本人はともかく、著者自身も浮世絵への評価が基本的に低いのはちょっと残念。2009/10/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/268345
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。