出版社内容情報
日常の中で社会心理学がどのように役立つのかを実感できるように,日常的なトピックを取り上げながら,基本的な知見を解説する
編者まえがき
第1章 自己・態度──自分自身や物事を理解する心
1 自己認知と自己評価
2 自己表出
3 態度とは
4 態度変容
コラム1-1:自己欺瞞
第2章 認知・感情──社会でつながる心の仕組み
1 人間の認知と感情
2 社会的認知
3 感情の社会的な機能と仕組み
4 感情の活用
コラム2-1:幸せの秘訣
第3章 対人行動──勘定的になるとき,感情的になるとき
1 対人行動の仕組み
2 緊急事態における援助
3 人間の攻撃性
4 平和構築に向けた対人行動
コラム3-1:謝罪場面における身体感覚の影響
第4章 対人関係──他者との絆は諸刃の剣
1 対人関係とは
2 “We” から “I” へ,“I” から “We” へ──自己と対人関係の相互影響
3 他者と支え合う──対人関係のライトサイド
4 他者と傷つけ合う──対人関係のダークサイド
コラム4-1:対人関係研究の新しい流れ
コラム4-2:メディアから始める対人関係研究
第5章 対人コミュニケーション──伝えること・伝わることの再考
1 コミュニケーションとは
2 言葉による対人コミュニケーション・言葉によらない対人コミュニケーション
3 対人コミュニケーションの実態
4 コミュニケーション再考
コラム5-1:コミュニケーションをしないことの意義
第6章 マス・コミュニケーション──メディアと社会現象を追う
1 マス・コミュニケーションの古典的理論
2 テレビドラマの心理学
3 スキャンダルの心理学
4 SNSは何を変えたか
コラム6-1:有名人の不倫スキャンダルについて考える
第7章 文 化──文化で成り立つ健康な心
1 文化とは
2 文化的な自己のあり方
3 文化の機能と先行要因
4 文化と心の健康
コラム7-1:文化差を研究する心構え
第8章 環 境──環境を知って環境を使う
1 環境と人との関係
2 環境のもつ意味
3 「環境と人との関係」「環境のもつ意味」を読み取る・調整する
4 環境を使う
コラム8-1:環境の手がかり
監修者あとがき
さくいん
藤田 哲也[フジタ テツヤ]
監修
村井 潤一郎[ムライ ジュンイチロウ]
編集
内容説明
本書は、日々の学生生活や社会人生活の中で社会心理学がどのように役立つのかを実感できるように、日常的なトピックを取り上げながら、基本的な知見を解説する教科書・入門書です。新進気鋭の社会心理学者たちが、古典的な研究から最新の研究までをふまえて、私たち自身や私たちをとりまく世界を見直すための多様な視点を示します。
目次
第1章 自己・態度―自分自身や物事を理解する心
第2章 認知・感情―社会でつながる心の仕組み
第3章 対人行動―勘定的になるとき、感情的になるとき
第4章 対人関係―他者との絆は諸刃の剣
第5章 対人コミュニケーション―伝えること・伝わることの再考
第6章 マス・コミュニケーション―メディアと社会現象を追う
第7章 文化―文化で成り立つ健康な心
第8章 環境―環境を知って環境を使う