出版社内容情報
2000年代後半から立て続けに、リーマンショック、政権交代、東日本大震災という時代を画する大きな出来事が起きたことで地域の社会・政治・経済も大きな影響を被った。本書は、2008年刊の『地域政策入門』の骨子を受け継ぎつつ、こうした展開を踏まえて内容を一新。地域社会を規定するようになったリスク/不確実性、人口変動、グローバル化を重視しながら地域創造の時代を考える基礎となる知識と枠組みを提供する。
内容説明
2008年に刊行され好評を博した『地域政策入門』の構成・内容を一新。これからの地域創造を構想するための視点と知識を64の論点で整理する。
目次
第1部 地域とはなにか
第2部 地域のなりたち
第3部 地域のしくみ
第4部 地域のガバナンス
第5部 都市と農山漁村の持続可能性
第6部 コミュニティの持続可能性
第7部 地域の活性化
第8部 地域と資源
著者等紹介
家中茂[ヤナカシゲル]
1954年生まれ。2000年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学、博士(文学)。現在、鳥取大学地域学部教授。専門は村落社会学、環境社会学
藤井正[フジイタダシ]
1957年生まれ。1982年京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在、鳥取大学地域学部教授。専門は人文地理学、都市地理学
小野達也[オノタツヤ]
1959年生まれ。1992年オックスフォード大学大学院応用統計修士課程修了。現在、鳥取大学地域学部教授。専門は政策評価論、応用統計学
山下博樹[ヤマシタヒロキ]
1964年生まれ。1990年立命館大学大学院文研究科博士課程前期課程地理学専攻修了。現在、鳥取大学地域学部教授。専門は都市地理学、リバブル・シティ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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