内容説明
文化人類学に関する基本的な用語の中から重要な100のキーワードを選び、見開き2ページの読み切りスタイルで、わかりやすく解説する。概念の正確な把握、不確かな知識の整理と検証に最適。改訂に際して、各項目のヴァージョン・アップをはかり、一部を新しい項目に入れ換えた。
目次
1章 文化人類学の技法とディスクール(フィールドワーク;民族誌 ほか)
2章 人間の多様性(人間の概念;人種と民族 ほか)
3章 文化のダイナミズム(文化の概念;文化相対主義 ほか)
4章 社会のコンプレクシティ(家族;出自集団 ほか)
5章 現代のエスノグラフィー(世界システム;植民地主義 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★★★★★
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改定のため再読。2008/09/28
なつみかん
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見開き2ページで一つのキーワードの解説方式でギュッと100語分掲載されている。とっつきにくそうな用語をサクッとかじり読めてタイパ抜群だわ。2008年の改訂版だがすでに性の多様性についての解説があった。難民、観光、スポーツ、国際結婚とか身近な?話題もあり知的好奇心が広がる。まえがきに社会は常に変動し、今日の真実が明日の真実とは限らない。そのため生き物である本も常に中身をバージョンアップさせなければならないと。再改訂が楽しみだ2023/09/07