有斐閣ブックス
新・シネマで法学

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  • サイズ A5判/ページ数 290p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641184190
  • NDC分類 321
  • Cコード C1332

内容説明

『シネマで法学・新版』から10年。彼らは再びやってきた。映画、それは仮想と現実の融合。古今東西の映画を契機として、法律とは何かを学ぶ。

目次

1 オープニング/法という銀幕
2 ポリティクス
3 ライフ
4 働き、生きる
5 罪と罰
6 バック・トゥ・ザ・フューチャー

著者等紹介

野田進[ノダススム]
九州大学大学院法学研究院教授。1981年東京大学大学院法学政治学研究科博士後期課程単位修得退学

松井茂記[マツイシゲノリ]
ブリティッシュ・コロンビア大学法学部教授。1980年京都大学大学院法学研究科修士課程修了

千葉恵美子[チバエミコ]
名古屋大学大学院法学研究科教授。1978年北海道大学大学院法学研究科修士課程修了

君塚正臣[キミズカマサオミ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。1996年大阪大学大学院法学研究科博士後期課程修了

笠木映里[カサギエリ]
九州大学法学部准教授。2003年東京大学法学部卒業

井田良[イダマコト]
慶応義塾大学大学院法学研究科(法科大学院)教授。1984年慶応義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。1989年法学博士(ケルン大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

9
6人の法学者が名作映画について考察する一冊。映画の他に小説や漫画も紹介されている。映画には現実を切り取り、抽象化する役割がある。名作映画を通し読み取れる思想や倫理、社会問題から法律がどのような考えを示しているを丁寧に説明している。映画解説の箇所を飛ばせば、内容のしっかりとした法学入門書といえるだろう。初学者や映画好きな人におすすめできる。2021/09/26

roatsu

4
新旧洋邦の映画作品を並べていてまずそのラインナップが楽しい。そういえばこれまだ観てなかったな、とかに注意が行ってしまったり。本筋はAct1からAct6までの章で映画内容を絡めつつ法律について解説していくというもの。解説はコンパクトかつ突っ込んだとこまで書かれているし特に初学の法学部生や社会人にはとっつきやすくて理解が進むと思う。初版が出た頃キャンパスで読んだことを思い出して、懐かしさをこらえきれず高いのに思わず買ってしまった(笑)。新規収録もあるし、実務にも役立てたいです。2014/11/05

hatabo

2
7.02015/04/04

takizawa

2
映画を取っ掛かりにした法学入門書。社会問題をテーマにした映画が多く、有名だけれど観たことはない作品が並ぶ。『ソーシャルネットワーク』『最強のふたり』のようなわりと最近の作品までカバーされており、(専門の研究だけでなく)映画研究も熱心なのだなと。映画好きな法学部生は是非。2014/10/20

nobu

1
現代の問題が、法律と映画という切り口で、楽しく、かつ真面目深く紹介されている。おもしろかった。2016/12/30

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