シンギュラリティ―人工知能から超知能へ

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  • サイズ B6判/ページ数 264,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757103627
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

いつかは来る、その時のために

イギリスの人工知能(AI)研究の第一人者によるAI入門書。
本書では、「全脳エミュレーション」などの最先端のAI研究を手際よく解説し、さらにAIの政治・経済的インパクト、AIと意識の問題、そしてシンギュラリティ問題までを、さまざまな思考実験を通して考察する。
はたしてシンギュラリティはやって来るのだろうか?

※シンギュラリティ:人工知能が人間の知能を超える「特異点」のこと。

まえがき
序章

第1章 人工知能への道
1.1 人工汎用知能
1.2 常識と創造性
1.3 可能な人工知能の領域

第2章 全脳エミュレーション
2.1 脳をコピーする
2.2 全脳エミュレーションの三段階
2.3 脳のマッピング技術
2.4 神経シミュレーション技術
2.5 脳スケールでの計算
2.6 ロボット工学: 身体化の技術
2.7 バーチャルな身体化
2.8 エミュレーションと拡張

第3章 AIのエンジニアリング
3.1 知能の暗示
3.2 世界を知る
3.3 機械学習
3.4 ビッグデータによる人工知能
3.5 最適化と不確実性
3.6 万能人工知能
3.7 人間レベルおよび擬人の知能

第4章 超知能
4.1 超知能へ
4.2 脳ベースの超知能
4.3 最適化と創造性
4.4 超知能の設計
4.5 ユーザーイリュージョンか、擬人論か?

第5章 AIと意識
5.1 脳モデルのAIに意識は芽生えるか?
5.2 脳をベースとしたAIの生
5.3 人工超知能の意識
5.4 超知能の自己認識
5.5 超知能の感情と共感

第6章 AIが及ぼすインパクト
6.1 人間レベルAIの政治経済効果
6.2 超知能はいつ生まれるのか?
6.3 労働、余暇、豊かさ
6.4 技術依存
6.5 意図せぬ結果

第7章 天国か地獄か
7.1 人工的な人格
7.2 人間性の向こう側へ
7.3 精神のアップロード
7.4 実存の危機
7.5 安全な超知能
7.6 超知能の倫理性
7.7 宇宙論的展望

用語集
関連書籍
訳者あとがき
索引

【著者紹介】
インペリアル・カレッジ・ロンドン教授(認知ロボット工学)。関心は幅広く、著作は人工知能、ロボット工学、論理学、力学系、計算神経科学、心の哲学にまで及ぶ。

内容説明

特異点仮説は真面目に捉えるべきことなのか?想像力に富むフィクションにすぎないのか?人工知能は人類にとっての希望なのか?人間の脳の活動すべてを、コンピュータで模擬できるとしたら?そしてシミュレートされた脳を物理的な身体とつなぐことができたなら?人工知能の発展の先に浮かび上がる問題。

目次

第1章 人工知能への複数の道
第2章 全脳エミュレーション
第3章 AIの設計
第4章 超知能
第5章 AIと意識
第6章 AIが及ぼすインパクト
第7章 天国か地獄か

著者等紹介

シャナハン,マレー[シャナハン,マレー] [Shanahan,Murray]
認知ロボット工学。インペリアル・カレッジ・ロンドン教授。ケンブリッジ大学Ph.D.(コンピュータサイエンス)その著作はAI、ロボット工学、論理学、計算神経科学、心の哲学にまで及ぶ。現在の主な関心は脳の接続性、神経力学、比較認知、認知と意識との関係など。BBCラジオ4、ラジオ5、チャンネル4(テレビ)や科学イベントに出演、『ニュー・サイエンティスト』などの雑誌にも登場している

チェン,ドミニク[チェン,ドミニク] [Chen,Dominique]
1981年東京生まれ。フランス国籍。カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。NPO法人コモンスフィア/クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事。株式会社ディヴィデュアル共同創業者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ショウジ

14
難解な本でした。全脳エミュレーションを用いた人間と同等の人工(超)知能が花つぃてできるかどうかわかりませんが、それができたときどうなるか。昨今、人工知能に否定的な意見もありますが、人工知能を人に生かすにはどうするかということを考えることも必要なのでは、と感じました。再読要です。2016/12/10

izw

14
シンギュラリティについて、単純に可能性がある、無しを主張するのではなく、可能性を丁寧に提示し議論していて、技術より哲学の議論です。シンギュラリティを語るには押さえておいてよい議論かと思います。2016/07/06

クククワワワワククワガタ

9
ちょっと難しかったかな2016/08/13

takachan

8
ちょっと前に読んだバラットの「人工知能 人類最悪にして最後の発明」よりはだいぶ明るい話。でも、みんなターミネーターに出てきたスカイネットみたいなのに対する心配はするんだな。そりゃそうだ。AIを越えたところの話にはちょっとついていけなかった。Photo Reading2017/08/03

ふくみみ

8
特異点は来るのか?もう来ているのか?一部分はもう超えていると言われてますが。機械が知性を持つには身体性が必要であり、まずは「生きたい。何より生存することが大事であり、同じ機械が一度リセットされたら同じ個ではない」というルールを機械に設定するとこから始めるのがいいのかなと思ったりしました。だとすると人間に逆らえない程度の小さい世界の機械から人工知能を始めないとうっかりしてて人類が滅ぼされちゃうとかあるかも、とか自分の想像が先走ってちゃんと理解出来ていないかもしれません。カーツワイルの本も読んでみよう。2016/08/22

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