出版社内容情報
中途障害を負った人が喪失を乗り越え、パラスポーツを通して人生(自己)を再構築したライフストーリーを例に、生きるヒントを紹介。中途障害を負った人がさまざまな喪失を乗り越え、パラスポーツを通して人生(自己)を再構築したライフストーリーを例に、生きるヒントが詰まった一冊。
第1章 真の障害とはなにか
第1節 生きることの困難(障害)とは
第2節 真の障害を考える
第2章 自己の心理学
第1節 自己概念を形成する要素
第2節 自己決定性
第3章 「喪失」のストーリー
第1節 喪失感からの脱却と生きる意味の再定義
第2節 中途障害による喪失のストーリー
第4章 「緩やかな喪失」のストーリー
第1節 視覚障害に伴う「緩やかな喪失」のストーリー
第5章 可能性への挑戦
第1節 自己の再構築のストーリー
第2節 可能性を拓く勇気
内田若希[ウチダワカキ]
著・文・その他
内容説明
「真の障害」からの脱却とはなにか?人生を揺るがす喪失体験に直面した人々。彼らの自明視してきた日常の喪失と新たな人生の再構築のストーリーは、多くの人々の「生き方の指針」となる。障害の有無にかかわらず、自己の可能性を拓く心のあり方を描きだす。
目次
第1章 真の障害とはなにか(生きることの困難(障害)とは
真の障害を考える)
第2章 自己の心理学(自己概念を形成する要素;自己決定性)
第3章 「喪失」のストーリー―障害を負うことの意味(喪失感からの脱却と生きる意味の再定義;中途障害による「喪失」のストーリー)
第4章 「緩やかな喪失」のストーリー―中途視覚障害者の語りから(視覚障害に伴う「緩やかな喪失」のストーリー)
第5章 可能性への挑戦―再構築のライフストーリー(自己の再構築のストーリー;可能性を拓く勇気)
著者等紹介
内田若希[ウチダワカキ]
日本学術振興会特別研究員(PD)、福岡県立大学人間社会学部助手、北九州市立大学基盤教育センター准教授、九州大学健康科学センター講師を経て、九州大学大学院人間環境学研究院講師。専門は、運動・スポーツ心理学、自己心理学、アダプテッド・スポーツ科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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