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出版社内容情報
ジャーナリズム・スタディーズが対象とすべき様々なフィールドについて、これまで著者が執筆してきた論文の中から、再録の要望が特に多かったものを中心に、ジャーナリズム・スタディーズのパラダイム、研究のフィールドの布置を明確化できるもの、類似した研究を見出せず、再録といえども今日的価値があるものを選出し編集・収録した。
目次
はしがき―ジャーナリズム・スタディーズのフィールド
第1章 ジャーナリズム・スタディーズの新たな射程―パラダイム転換
第2章 メディアの自由論の歴史―新たな公共性原理
第3章 ジャーナリズムの思想史―アングロ・アメリカンの系譜
第4章 比較ジャーナリズム・スタディーズ
第5章 客観報道の起源―米国ジャーナリズム史から
第6章 ジャーナリズムの倫理規範―センセーショナリズムを考える
第7章 グローバルリスク時代のジャーナリズム
第8章 ジャーナリズムの信頼性を問う
あとがき
はしがき―ジャーナリズム・スタディーズのフィールド
第1章 ジャーナリズム・スタディーズの新たな射程―パラダイム転換
1 コミュニケーション研究のパラダイム
2 ジャーナリズム研究のパラダイム
3 ジャーナリズムの再定義
4 メディア化とジャーナリズム
5 ニュースメディアのロジック
6 デジタルジャーナリズム
第2章 メディアの自由論の歴史―新たな公共性原理
1 古典的自由論の起源
2 古典的自由論の変容
3 現代的自由論の展開
4 パラダイム転換―市場メディアから公共圏メディアへ
5 メディア理論の欠陥
6 産業論のアプローチと制度論
7 社会理論におけるメディア制度の位相
第3章 ジャーナリズムの思想史―アングロ・アメリカンの系譜
1 問題の所在
2 『プレスの四理論』
3 『プレスの四理論』を越えて
4 ピューリタニズムのジャーナリズム思想
5 ホウィッグ・ジャーナリズムの神話
6 革新主義ジャーナリズム
7 革新主義の呪縛
第4章 比較ジャーナリズム・スタディーズ
1 『比較新聞学』の問題提起と限界
2 『プレスの四理論』の意義と問題
3 比較政治コミュニケーション研究―参照点
4 比較政治コミュニケーション研究の枠組み
5 比較政治コミュニケーションの現状
6 メディアシステムの比較研究
第5章 客観報道の起源―米国ジャーナリズム史から
1 問題の所在
2 革新主義解釈と客観性
3 客観性の起源をめぐる論争
4 客観性の神話
第6章 ジャーナリズムの倫理規範―センセーショナリズムを考える
1 起源をめぐって
2 ペニー新聞のセンセーショナリズム
3 1880?90年代のセンセーショナリズム
4 タブロイド新聞のセンセーショナリズム
5 センセーショナリズムを考える
第7章 グローバルリスク時代のジャーナリズム
1 グローバルな危機とメディア
2 グローバルな危機としての東日本大震災
3 社会的危機とメディア
4 大震災とジャーナリズム・スタディーズの課題
5 ジャーナリズムのすべきことー実践としての課題
第8章 ジャーナリズムの信頼性を問う
1 信頼性を問う「再訪」の意義
2 メディア環境の変化
3 ニュースメディアの信頼性―負のスパイラル
4 信頼性の多様な尺度・次元
5 信頼性回復のために
あとがき
大井 眞二[オオイ シンジ]
著・文・その他
目次
第1章 ジャーナリズム・スタディーズの新たな射程―パラダイム転換
第2章 メディアの自由論の歴史―新たな公共性原理
第3章 ジャーナリズムの思想史―アングロ・アメリカンの系譜
第4章 比較ジャーナリズム・スタディーズ
第5章 客観性原理の研究―米国ジャーナリズム史から
第6章 ジャーナリズムの倫理規範―センセーショナリズムを考える
第7章 グローバルリスク時代のジャーナリズム
第8章 ジャーナリズムの信頼性を問う
著者等紹介
大井眞二[オオイシンジ]
1948年東京都生まれ。現職:日本大学法学部新聞学科・大学院新聞学研究科教授。日本マス・コミュニケーション学会会長(2007年~2009年)。東京都港区情報公開運営審議会会長、同情報公開・個人情報保護審査会会長、日本新聞教育文化財団評議員などを歴任。現在、「Worlds of Journalism Study」や「World Journalism Education Council」などで進行中の国際共同研究プロジェクトに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。