人はなぜ御用学者になるのか―地震と原発

個数:
  • ポイントキャンペーン

人はなぜ御用学者になるのか―地震と原発

  • 島村 英紀【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 花伝社(2013/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 30pt
  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月29日 08時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763406712
  • NDC分類 404
  • Cコード C0036

内容説明

科学者はなぜ簡単に国策になびいてしまうのか?最前線の科学者とは孤独なものだ―御用学者は原子力ムラだけにいるのではない。地震学を中心に、科学と科学者のあり方を問う。

目次

序章 人はなぜ御用学者になるのか
1章 地震と科学者
2章 地震と原発
3章 科学と政治の舞台裏
4章 巨大科学と社会の危うい関係
5章 科学者の孤独
6章 警告はなぜ生かされなかったのか

著者等紹介

島村英紀[シマムラヒデキ]
1941年東京生まれ。東京大学理学部卒。同大学院修了。理学博士。東大助手、北海道大学助教授、北大教授、CCSS(人工地震の国際学会)会長、北大海底地震観測施設長、北大浦河地震観測所長、北大えりも地殻変動観測所長、北大地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長を経て、武蔵野学院大学特任教授、ポーランド科学アカデミー外国人会員(終身)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

12
研究費は出資した団体に反する事が出来にくい仕組みが御用学者を作り出す。出資者を後押しする事で学者が言いなりになってしまう。出資者とそれを受け取る立場の違いで不都合な事を隠し表では都合の良いことを並びたてている。新聞も唯一の真実はスポーツの結果のみ。相場の予測も結果論を述べ都合良く間違った予測を消してしまう。情報を得るには出資者と情報伝達者との関係を見極め、冷静に情報の結果を判断しないと都合良く情報を変えられてしまう。トレンドを利用して良い情報を流し裏では利権を得る構造が出来ている。情報は自ら加工して行く2015/01/29

suzuki s

1
地震学の限界から始まり、科学者の現状など、興味深い話も多かった。 よく知りもしようとしないで科学を盲信し、科学なら何でもできるという錯覚をし、失敗したら非難の雨を浴びせるという思考停止。 今すぐに役に立たないからといって、お金の無駄としてしまう科学に対する姿勢に問題があると思う。 日本の現状から言って、科学技術には力を入れるべきだし、それでも限界はある。理系文系関係なくそういった知識は必要だ。2013/12/23

coolflat

1
“人はなぜ御用学者になるのか”という理由をもっと深く掘り下げて欲しかった。理由は13ページ足らずの序章を読めばこと足りる。つまり、学問的には二流、三流の科学者でも潤沢な研究費と大学での地位が得られ、国策に反旗を翻さなければ、定年後も安泰だからということだ。後は東日本大震災を踏まえた地震予知の問題点についてが前半のメイン。詳しく知りたいなら前著の『「地震予知」はウソだらけ』を読む方がいい。後半は公害においての政府と御用学者の関わりについて、科学記者クラブ問題、自身の海底地震計にまつわる裏切りの話などである。2013/09/22

のぶ

0
氏は阪神淡路の直後ぐらいから地震予知(が可能であるかのように喧伝する学界や行政)の、いわば嘘を暴いてきた人、のようです。彼が逮捕拘留されたという話(これも後でググってみて知った)は、その暴かれて困る連中の、陰の力が働いた結果ではないかと私は想像しています。311の少し後で出た本書では、その怪しげな予知システムが311でも結局(役に立たないだけでなく)マイナスに働いたことも記されています。でも本書は闇雲に学者を攻撃するのが目的でないようで、後半では学者という仕事の大変さが彼の経験を通じて縷々説かれています。2020/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7069595
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。