出版社内容情報
いまや日常的に使われ、身近にあふれるコンピュータ。その起源は実に3万5000年前まで遡ることができる。古代からの計算道具が、現在私たちの知るコンピュータに姿を変えるまでには、パスカルやライプニッツといった誰もが知る偉人、チューリングやノイマンなどコンピュータ科学の基礎を築いた先駆者たちの壮大なドラマがあった。現代に続くパソコンの開発競争、最新鋭のコンピュータまで報告しつつ、さらには未来のコンピュータの姿を探る。※本書は「コンピュータ史」(オーム社、1983年)を全面改訂のうえ、改題したものです。
内容説明
いまや日常的に使われ、身近にあふれるコンピュータ。その起源は実に3万5000年前まで遡ることができる。古代からの計算道具が、現在私たちの知るコンピュータに姿を変えるまでには、パスカルやライプニッツといった誰もが知る偉人たちの知られざる発明が、そしてチューリングやノイマンなどコンピュータ科学の基礎を築いた先駆者たちによる壮大なドラマがあった。現代に続くパソコンの開発競争、最新鋭のコンピュータまで報告しつつ、驚愕の近未来に迫る。「コンピュータの名著・古典100冊」(インプレス)の1冊に選ばれた「コンピュータ史」(オーム社)を全面的に改訂し、改題のうえここに上梓。
目次
第1章 コンピュータの起源を求めて
第2章 「最初のコンピュータ」はどのようにして誕生したのか
第3章 ソフトウェアはコンピュータとともに産声を上げた
第4章 世界を驚かせた日本のコンピュータ開発
第5章 パソコンはどのようにして私たちに身近な存在になったのか
第6章 次々に計算速度の記録を塗り替えるスーパーコンピュータ
第7章 インターネットの誕生とネット社会を構成するコンピュータの変貌
第8章 コンピュータはどこへ行くのか―近未来のコンピュータ化社会
著者等紹介
小田徹[オダトオル]
1941年、大阪府生まれ。広島大学大学院工学研究科修士課程(船舶工学専攻)修了。日立造船で約4年間、船舶設計に携わった後、1970年に日本ユニバック(現・日本ユニシス)に再就職してコンピュータ(ソフトウェア)の世界に入る。1984年に独立して小規模ながらソフトウェア会社を興し、1970年から2009年末まで丸40年間にわたり一貫してソフトウェア関連の仕事に携わる。1978年から1982年まで、神戸大学理学部非常勤講師を兼務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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