内容説明
情報社会の変化を個人の情報行動から究明。インターネット・ケータイ・SNSなどを介した個人の情報行動の分析をもとに、「情報スタイル」概念を提示する。
目次
第1章 情報行動と社会変容(情報行動の捉え方;情報の意味と評価の類型;情報行動を支える基準;情報行動倫理と情報化文化;情報社会に見られるつながりと流動性)
第2章 インターネット及び携帯電話の利用と効果(情報機器利用と情報参加;インターネット利用に見る情報行動;携帯電話の進歩と広がり;ケータイの秘める可能性)
第3章 情報化文化の生成―地域SNSと若者のネット意識(SNSとオンライン・コミュニティ;地域SNSの展開;オンライン・コミュニティ;高校・大学生のネット意識と情報行動)
第4章 情報倫理の捉え方(情報社会と倫理;情報行動と情報倫理;情報倫理の形成;情報倫理の根本)
第5章 インターネット社会と流動性(ネットワークと社会;コミュニケーションの広がりと定着;情報スタイルの構成;情報社会の流動性)
著者等紹介
犬塚先[イヌズカススム]
1946年東京都に生まれる。1969年千葉大学文理学部卒業。1974年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。(専攻/社会学)。現在、千葉大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。