出版社内容情報
【目 次】
第1部 質的心理学の研究デザイン
1質的心理学とは(やまだようこ)
2研究デザインと倫理(サトウタツヤ)
3論文の書き方(能智正博)
第2部 質的心理学の研究法
4ナラティブ研究(やまだようこ)
5参与観察とインタビュー(石井宏典)
6会話分析(松嶋秀明)
7半構造化インタビュー(徳田治子)
8グループインタビュー(田垣正晋)
9ライフヒストリー・インタビュー(やまだようこ)
10ライフレビュー(川島大輔)
11テクスト分析(松島恵介)
12アクションリサーチ(矢守克也)
第3部 質的心理学の教育法
13質的心理学の教え方と学び方(能智正博)
14ナラティブ研究の基礎実習(やまだようこ・家島明彦・塚本朱里)
15フィールドワークの論文指導(安田裕子・サトウタツヤ)
16協働の学びを活かした語りデータの分析合宿(松嶋秀明・徳田治子・荒川歩・浦田悠・やまだようこ)
17教育における協働の学び(保坂裕子)
18ゲーミングによる協働知の生成(杉浦淳吉)
19ワークショップによる対話教育(塩瀬隆之)
この本では、心理学を中心とした「質的方法の研究法と教育法」についてできるだけスタンダードな知識と、できるだけ詳しい地図と、できるだけ具体的な道具を提供したいと考えた。・・・質的方法のなかでも、特に「ナラティブ(語り・物語)の見方と方法」について焦点をあてた。質的研究への転回が、ナラティブ・ターンと呼ばれるように、ナラティブ研究は、質的研究の中核にあると考えられる。また、心理学だけではなく、哲学、社会学、医学、看護学、人類学、文学、経済学、法学、ジェンダー学など学問横断的に大きな研究潮流となっている。新しい研究が休息に進展して、研究方法を大きく変換しつつある魅惑的な領域である。(「はじめに」より)
内容説明
質的心理学の未来のスタンダードをつくることを目ざして編まれたテクスト。語り研究を中心に、基礎概念と基本技法、新しい教育法を研究の実際と実践に即して具体的に解説。
目次
第1部 質的心理学の研究デザイン(質的心理学とは;研究デザインと倫理;論文の書き方)
第2部 質的心理学の研究法(ナラティヴ研究;参与観察とインタビュー;会話分析;半構造化インタビュー;グループインタビュー;ライフストーリー・インタビュー;ライフレビュー;テクスト分析;アクションリサーチ)
第3部 質的心理学の教育法(質的心理学の教え方と学び方;ナラティヴ研究の基礎実習;フィールドワークの論文指導;協働の学びを活かした語りデータの分析合宿;教育における協働の学び;ゲーミングによる協働知の生成;ワークショップによる対話教育)
著者等紹介
やまだようこ[ヤマダヨウコ]
山田洋子。名古屋大学大学院博士課程中退。教育学博士。愛知淑徳大学、オックスフォード大学などを経て、京都大学大学院教育学研究科教授。専門は生涯発達心理学、ナラティヴ心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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