出版社内容情報
「化学」のオーソリティー齋藤教授がその法則や定理を切り口に読み応えあるエピソードとともに贈る!サイエンス読み物シリーズ第1弾
内容説明
身のまわりの空気、花、石、製品、体に至るまで、世界はすべて化学物質からできています。私たちは、この化学物質の「法則と定理」を利用しながら生きています。つまり、「化学」を知ることは私たちの日常をよりよくすることにつながるのです!
目次
序章 なぜ、法則を学ぶと「化学」がわかるのか?
第1章 ぼくらの日常にひそむ「化学」
第2章 ぼくらのテクノロジーを育んだ「化学」
第3章 「化学」でつかむ自然現象
第4章 ぼくらは「化学」に生かされている―医療・生命・環境
第5章 元素がわかると「化学」に強くなる
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在は名古屋市立大学特任教授、愛知学院大学客員教授、金城学院大学客員教授、名古屋産業化学研究所上席研究員、名城大学非常勤講師、中部大学講師、名古屋工業大学名誉教授などを兼務。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
8
身近な題材から化学との関わりを解説した本です。平易な文章で書かれているので文系でもついていくことができました。2015/08/22
み~くま
5
「化学」を通してみると先人の知恵は実に理に適っているんですね。改めて先人の偉大さを実感しました。学生時代「定理や法則」は丸覚えするだけの存在でした。それが生活の中でどの様に利用されているのか殆ど意識しなかった。でも、実際にはこんなにも身近な存在だったんですね。もし学生時代にこの本を読んでいたら、もっと化学が好きになっていたかも・・・そう思うとちょっと残念です☆ この本は、子供たちの心に「化学の種」を蒔いてくれる一冊だと思います。これから「化学」の世界に触れる子供たちに、ぜひ読んでほしいですね♪2015/07/28
えぬ
3
化学の導入って感じ?タイトルがタイトルだから期待しすぎてたけど、確かに身の回りの、生体でのこととかが多かったかなー2016/04/10
ままごん
3
ガチ文系なので、サラ~っと面白く読めたのでよかったんですが、自分がどこまで理解できたかは全く不明!こういう本を読んで、「高分子」「原発」「炭素繊維」その他最近よく聞く化学用語を少しでも理解できればうれしいです。表紙を見て、子供向けだと思ったら、甘い。化学の知識がなくてもある程度は読めるかもしれないけど、化学のセンスがないと難しいですね。2015/08/11
三鷹台のすずめ
2
目から鱗の良い本。高校時代大嫌いだった化学だが、こんなふうに教えていただければあれほどallergyをおこさなかったのに。今更ながら。2018/12/27