出版社内容情報
これでもうストレスは怖くない!!
うつ病が現代病といわれるゆえんは、現代社会がストレス社会といっても過言でないほど、ストレスを受け続けながら人々が生きているからです。でも、ちょっと待ってください。ストレスは本当に敵なのでしょうか? 経営者やトップアスリートのなかには、ストレスを糧にしてすばらしい実績を残している人がたくさんいます。そこにどんな違いがあるのでしょうか? 本書ではストレスを科学的に解明しつつ、ストレスに負けないための対処法について、マンガでわかりやすく解説していきます。
第1章 ストレスとはなにか?
ストレスの意味
ストレッサーにはさまざまなものがある
ストレスは身体の防御反応
適度なストレスはよい結果をもたらす
よいことでもストレスになる
急性ストレスと慢性ストレス
ストレス研究の歴史(ストレス学説発表以前)
ストレス研究の歴史(ストレス学説発表)
ストレス研究の歴史(精神的ストレス研究の発展)
第2章 ストレス反応のしくみ
身体は常に一定の状態に保たれている
ホメオスタシス(恒常性)を維持するしくみ
自律神経系の働き
体温調節のしくみ
交感神経は緊急時に働く
副交感神経は休息をうながす
内分泌系の働き
免疫系の働き
ストレス反応の特徴
ストレス反応には3つの時期がある
ストレス反応の経路
ストレスによる内分泌系の働き
コルチゾールによる影響
コルチゾールはブドウ糖の生成を促進する
ストレスによる自律神経系の働き
自律神経失調症とは?
アドレナリンとノルアドレナリンの働き
ストレスホルモン分泌の特徴
ストレス反応の3つの時期との関連
ストレスで免疫機能が低下する
ストレスでがんになりやすくなる
第3章 身体的なストレス反応
ストレス関連性疾患とは?
原因がはっきりしない症状はストレスが原因?
慢性的な疲労やストレスは過労死につながることもある
ストレスの初期症状
ストレスによる行動の変化
ストレスで胃が痛くなる理由
ストレスは心臓や脳の血流を悪くする
ストレスで血糖値が上昇する
ストレスによる口の渇き
ストレスと頭痛
ストレスによるめまいや耳鳴り
ストレスでトイレ(尿意)が近くなる
ストレスでお腹の調子が悪くなる
ストレスで不眠症になる
ストレスは白髪の増加や脱毛を促進する
ストレスと食欲の関係
ストレスと高血圧
ストレスによる腹痛
ストレスと肩こり
ストレスで呼吸困難なったり過呼吸になる
ストレスによる性機能障害
性的欲求の障害
性的興奮の障害
オーガズム障害
性交痛
ストレスによる勃起不全
ストレスは老化を促進する
第4章 精神的なストレス反応
精神的なストレス関連性疾患
脳が感情や心の状態を決める
神経伝達物質とは?
おもな神経伝達物質の働き
不安は代表的な精神的ストレス
どうして不安を感じるのか?
ストレスによる不安障害
強いストレスを受けるとストレス障害になる
ストレスとうつ病
どうしてうつ病になるのか?
ストレスとセロトニンの関係
セロトニンと生体リズム
睡眠に必要なセロトニンとメラトニン
セロトニンはリズム運動で増やすことができる
ストレス関連性疾患になりやすい性格
ストレスが原因のがんになりやすい性格
第5章 ストレスの対処法
ストレスは対処の仕方によって変化していく
涙を流すとストレスが解消される
笑いでストレスを解消する
ストレスの対処方法
ストレスの少ない環境に改善する
ストレスを増大させる考え方をやめる
ゆがんだ考え方を明らかにする
ゆがんだ考え方を修正する
プラスのことだけ見るようにする
身体をリラックスさせる
行動でストレスを解消する
ストレスは周囲のサポートで変わる
【著者紹介】
1958年愛知県生まれ。東海大学卒。市場調査会社を経て、ライターとして独立。執筆活動だけでなく、確率などをテーマにした講演もこなす。おもな著書に、『知ってトクする確率の知識』『数学的センスが身につく練習帳』『数字のウソを見抜く』『みんなが知りたい男と女のカラダの秘密』『マンガでわかる確率入門』『身体に必要なミネラルの基礎知識』『マンガでわかる神経伝達物質の働き』(サイエンス・アイ新書)や『判断と選択に役立つ〈数〉の法則』(河出書房新社)、『「成功法則」を本気で科学する』(ベストセラーズ)、『入門 統計学はこんなに役立つ』(宝島社)などがある。
内容説明
うつ病や性機能障害などさまざまな現代病の原因がストレスにあることは、あえていうまでもないでしょう。とはいえ、ストレスをバネに立派な実績を残しているビジネスマンやアスリートが数多くいるのも事実です。本書ではストレスのメカニズムを解説するとともに、すぐにできるストレスをバネに変えるための効果的な対処法を紹介していきます。
目次
第1章 ストレスとはなにか?(ストレスの意味;ストレッサーにはさまざまなものがある ほか)
第2章 ストレス反応のしくみ(身体は常に一定の状態に保たれている;ホメオスタシス(恒常性)を維持するしくみ ほか)
第3章 身体的なストレス反応(ストレス関連性疾患とは?;原因がはっきりしない症状はストレスが原因? ほか)
第4章 精神的なストレス反応(精神的なストレス関連性疾患;脳が感情や心の状態を決める ほか)
第5章 ストレスの対処法(ストレスは対処の仕方によって変化していく;涙を流すとストレスが解消される ほか)
著者等紹介
野口哲典[ノグチテツノリ]
1958年愛知県生まれ。東海大学卒。市場調査会社を経て、ライターとして独立。執筆活動だけでなく、確率などをテーマにした講演もこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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