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サイエンス・アイ新書
がん治療の最前線―もしあなたや大切な家族ががんと診断されたらどうすべきか

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797361315
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0247

出版社内容情報

がんを死病にするかはあなた次第

がんのおもな治療法といえば、手術、放射線、抗がん剤の3つ。しかし現実にはこのほかに栄養療法、運動療法、代替療法、免疫療法などがあり、がんの根本的原因を解決するのに役立つのです。本書ではその根拠をさまざまな科学論文をもとに提示します。
がんの治療法といえば、手術、放射線、抗がん剤、この3つを思い浮かべるでしょう。しかし現実にはこのほかに、栄養療法、運動療法、代替療法、免疫療法などがあり、さらにいえばこれらの治療法のほうが、がんの根本的原因を解決するのに役立つのです。本書では最新の科学的論文で明らかにされた事実をもとに、がん患者に最適なアドバイスを行っていきます。

第1章 がんは死の宣告ではない
1.食事療法で乳がんを撃退
2.膵臓がんからの回復
3.末期がんを沈黙させた食事療法
4.遺伝子よりも食べ物
5.がんのおもな原因は食事
6.生活スタイルを変えてがんを撃退する
7.がんに打ち勝つオーニッシュ・プログラム
8.がんの三大療法
9.手術の危険性
10.じつはたくさんある、がんの治療法
11.がんの食事療法の基本となるゲルソン療法
12.治療現場では栄養療法を用いない
13.抗がん効果のある食べ物
14.西洋医学はがんを取り除くだけ
15.医者を選べ
16.なぜ、がん治療で栄養療法が無視されるのか?
17.サポートしてくれる仲間をつくる

第2章 がんとはどんな病気なのか?
1.がんはもっとも複雑な病気
2.正常細胞が変身してがん細胞ができる
3.がん細胞の不死化と血管新生
4.炎症ががんの転移を進める
5.がんの裏をかく
6.がんを引き起こす炎症
7.アスピリンががんの予防薬になり得ない理由
8.砂糖はがんを引き起こす
9.がん細胞の増殖は胚発生と似ている
10.発がんの3段階
11.がん細胞の増殖には新しい血管が必要
12.血管新生抑制因子の発見
13.食べ物で血管新生を抑える
14.がん細胞は発酵によってエネルギーを獲得する
15.ミトコンドリアの障害でがんが発生する
16.がんを発生させる全体要因と局所要因
17.がんはどのように進行するのか?
18.バイ菌説VS.体内エコロジー説
19.健康と病気を決める体内エコロジー
20.体が酸性に傾くと病気になりやすい
21.消化不良は健康を損なう第一歩
22.がん治療の戦略
23.栄養状態を最適化する
24.慢性病には効果がない西洋医学
25.エネルギー要因

第3章 がんの薬になる食べ物
1.薬はいらない
2.栄養の力
3.健康の土台をつくる食べ物
4.酸素は食事の一部
5.純粋な水を飲む
6.朝起きたら、ぬるめの真水を1杯
7.食材がひと目でわかるものを食べる
8.エネルギー源は「スローカーボ」で摂る
9.色彩豊かな野菜と果物をとる
10.カロテノイドを豊富に含んだ野菜や柑橘類
11.前立腺がんと戦うトマト
12.肉食を避け、野菜と果物を中心とした食生活
13.がんが嫌うキャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー
14.キャベツの抗がん成分
15.ニラ、タマネギ、ニンニク料理でスタミナ回復
16.ニンニクの抗がん効果
17.がんを撃退するスパイス、ウコンの秘密
18.炎症を抑えるクルクミン
19.緑茶は糖尿病や心臓病に効く
20.緑茶の成分EGCGの抗がん効果
21.血管新生を抑えるベリー類
22.香辛料、パセリ、セロリも血管新生を抑える
23.海藻は解毒の王様
24.がん細胞を自殺させるコンブのヌルヌル成分
25.青魚を食べましょう
26.プロバイオティクスを摂りましょう
27.細胞のエネルギー源、ブドウ糖
28.高血糖が肥満とがんを引き起こす
29.がん患者を疲れさせる乳酸の蓄積
30.がん患者の生存率を左右する血糖値
31.四つ足動物の肉を控える
32.牛乳が乳がんを引き起こす!
33.乳がんの芽は思春期に生じている
34.エストロゲンが乳がんを引き起こす
35.牛乳を控える
36.オメガ6の摂取量を減らす
37.塩分を減らす
38.デトックスを助ける
39.がん患者が摂取したい食べ物と控えるべき食べ物
40.食べ物の相乗効果

第4章 がん患者の代謝を改善する
1.がん患者の体内エコロジーを最適化する食事
2.人の顔がみんな違うのは?
3.適切な栄養素の量はみんな異なる
4.オルソ・モレキュラー・メディスン(分子整合医学)とは? 5.ジャンクフードは「抗栄養素」
6.代謝には同化と異化がある
7.がん細胞にはメチル基が少ない
8.ビタミンとミネラルの威力
9.がん細胞はエネルギー不足
10.α-リポ酸は「スーパー抗酸化物質」
11.がん患者の代謝を改善するサプリメント
12.活性酸素を分解するビタミンC
13.ビタミンCの40種類以上の役割
14.ポーリング研究所VS.メイヨー・クリニック
15.ビタミンCが通常のがん治療を妨げるのではないか?
16.ビタミンCが酸化推進物質として働く
17.抗酸化物質はがん治療に悪影響をおよぼさない
18.細胞に電子を与えるビタミンC
19.どれだけのビタミンCを摂取すればいいのか?
20.1日3~5グラムのビタミンCを摂る
21.がん細胞を殺すビタミンC点滴
22.ビタミンCの安全性

【著者紹介】
1955年、北海道に生まれる。薬学博士。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)に。遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。帰国後は、生化学、医学、薬学などライフサイエンスを中心とする執筆活動を行う。著書に、『脳は食事でよみがえる』『よみがえる脳』『脳と心を支配する物質』『がんとDNAのひみつ』『ウイルスと感染のしくみ』『マンガでわかる自然治癒力のしくみ』(サイエンス・アイ新書)、『脳地図を書き換える』(東洋経済新報社)、『心の病は食事で治す』『食べ物を変えれば脳が変わる』(PHP新書)、『ドキュメント 遺伝子工学』(PHPサイエンス・ワールド新書)、『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』(講談社+α新書)、『日本人だけが信じる間違いだらけの健康常識』(角川oneテーマ21)、『初めの一歩は絵で学ぶ 生化学』(じほう)など多数。

内容説明

がんの治療法といえば、手術、放射線、抗がん剤、この3つを思い浮かべるでしょう。しかし現実にはこのほかに、栄養療法、運動療法、代替療法、免疫療法などがあり、さらにいえばこれらの治療法のほうが、がんの根本的原因を解決するのに役立つのです。本書では最新の科学的論文で明らかにされた事実をもとに、がん患者に最適なアドバイスを行います。

目次

第1章 がんは死の宣告ではない(食事療法で乳がんを撃退;膵臓がんからの回復 ほか)
第2章 がんとはどんな病気なのか?(がんはもっとも複雑な病気;正常細胞が変身してがん細胞ができる ほか)
第3章 がんの薬になる食べ物(薬はいらない;栄養の力 ほか)
第4章 がん患者の代謝を改善する(がん患者の体内エコロジーを最適化する食事;人の顔がみんな違うのは? ほか)

著者等紹介

生田哲[イクタサトシ]
1955年、北海道に生まれる。薬学博士。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)に。遺伝子の構造やドラッグデサインをテーマに研究生活を送る。帰国後は、生化学、医学、薬学などライフサイエンスを中心とする執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とおる

2
ふだんの食事の中に、いかにがんに立ち向かう物質が入っているかがよく分かった。現代の医学では、手術、放射線、抗がん剤の三つだけしか、標準治療として認められていないが、その他にも、可能性のある治療はあること、食を見つめ直すことの大切さに改めて気づかせてくれた。2015/05/04

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