「老い」を生きるということ―精神病理とケア

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805835951
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C3036

内容説明

盗られ妄想、夕方症状群、引きこもり、うつ、徘徊…。高齢者の精神症状や異常行動はどんな形で現れるのか、それらを抱えた人をどうとらえ、かかわればよいのか。扉を開くのは「老い」の理解。老いをみつめたとき、ケアはうまれ変わる。

目次

第1章 「老い」の多義性
第2章 老いをとりまく諸条件
第3章 ストーリーを読む
第4章 年をとって性格が変わるか
第5章 人格障害―老年期になぜ問題視されるか
第6章 「認知症」という問題
第7章 せん妄の精神医学
第8章 精神症状と異常行動
第9章 家族が「自分らしく生きる」ために

著者等紹介

竹中星郎[タケナカホシロウ]
1941年生まれ。精神科医(臨床精神医学、老年精神医学専攻)。千葉大学医学部卒業。東京都立松沢病院、信州大学医学部、浴風会病院副院長、大正大学教授、放送大学客員教授を経て、現在は浜田クリニック。精神科福祉施設、特別養護老人ホーム、グループホームなどの嘱託、職員研修を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫羊

1
高齢者の支援にかかわる多くの人に読んでもらいたい。以前読んだ「高齢者の孤独と豊かさ」「高齢者の喪失体験と再生」もそうだが、高齢者の生きづらさや、介護者の人生へ、深い思いが溢れている。事例から導き出される人の心の健気さのようなものに、私の心も揺れ動かされた。困った人、困った家族・・・そんな言葉で安易に一括りにすることは絶対にするまい、と強く思った。2013/08/26

Hisashi Tokunaga

0
下丸子図493.7タ。再読したい。2012/02/18

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