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アート・ビギナーズ・コレクション
もっと知りたいモネ―生涯と作品

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  • サイズ B5判/ページ数 79p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784808708580
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C0071

目次

序章 ノルマンディー時代 1840~1858(0歳~18歳)
1章 パリへ―若き仲間との交流 1859~1871(19歳~31歳)
2章 印象派への道 1872~1882(32歳~42歳)
3章 ジヴェルニーへ―旅の時代、連作の時代 1883~1898(43歳~58歳)
4章 「睡蓮」の時代 1899~1926(59歳~86歳)
終章 没後の再評価から現代へ―モネの遺産

著者等紹介

高橋明也[タカハシアキヤ]
1953年生まれ。国立西洋美術館学芸課長等を経て、現在、三菱一号館美術館館長。専門はフランス近代美術

安井裕雄[ヤスイヒロオ]
1969年生まれ。財団法人ひろしま美術館学芸員、岩手県立美術館専門学芸員を経て、現在、三菱一号館美術館主任学芸員。専門はフランス近代美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れみ

98
原田マハさんの「モネのあしあと」を読みながら参考に。こういう色彩、空気感、やっぱり好きだなあ。自分が生まれる100年くらい前に描かれた作品にいまでも触れる機会があって素敵だなあと思えることが本当に幸せなことだとあらためて思わされる。カメラや写真ができて画家という職業の人たちは危機感を持ったらしいけど、写真に写し取ることができるもの以上のなにかを表現することで画家として生きていこうとしていたのが印象派の人々なのかも。2017/01/29

アキ

79
「水のラファエロ」とマネに評されたモネは、生涯「水」を描き続けた。そして人生のすべてをセーヌ河流域で過ごした。「印象、日の出」はセーヌ河口の町ル・アーブルにて「睡蓮」シリーズはジベルニーにて、カミーユと過ごしたアルジャントゥイユもそうだ。改めて見ると日本美術の影響が大きいことがわかる。晩年にジベルニーを訪れた松方幸次郎にオランジュリー美術館の壁画に関連した睡蓮を譲っている。そのオランジュリー美術館が1927年公開時には誰もいなかった。時代はキュビズムに移行しており、再注目されたのは1950年代だとはねえ。2020/07/25

miww

66
モネ展に行くまでにと少しずつ読んでいた本。モネの生涯、作品が紹介されている。連作、睡蓮の画法などなかなか参考になった。いつかジヴェルニーのモネのお庭、マルモッタン美術館へ行きたい。2016/04/19

れみ

63
原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」を読みながら一緒にパラパラと。このシリーズ、最近は東山魁夷さんのばっかり見てたので久しぶり。マハさんの小説のなかに出てきた作品やエピソードもたくさん紹介されていたので興味深かった。数年前に見たモネ展を本当に久しぶりに思い出して懐かしい。2014/11/03

ヒロミ

50
良書でした。読みながらモネが落選したサロンに入選した五姓田義松の超画力に想いを馳せました。しかしモネの絵はいい絵です。薄ぼんやりとした不透明なフィルター越しに見たかのような景色の数々が独特の色彩で描写されています。昔モネのジグソーパズルに挑戦して挫折した苦い思い出が蘇りました。まさに「飾りたい絵」の王道ですね。2017/08/09

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