内容説明
歴史から、ゴミとリサイクル、ローカルリスク、グローバルリスク、持続可能な開発まで。環境問題を地球規模・長期的視野によりとらえ、わかりやすく解説。
目次
1章 環境問題とは何か
2章 ローカルリスクの削減
3章 ゴミとリサイクル
4章 グローバルリスク
5章 地球の限界
6章 人間活動の大きさと資源枯渇
7章 技術による解決
8章 解決法の模索
9章 最終結論
著者等紹介
安井至[ヤスイイタル]
国際連合大学名誉副学長、東京大学名誉教授。1945年東京生まれ。68年東京大学工学部合成化学科卒業。73年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。90年東京大学生産技術研究所教授。96年東京大学国際・産学共同センター、センター長へ併任、97年全国産学連携センター協議会会長、99年東京大学生産技術研究所教授に復帰。2003年国際連合大学副学長。2005年東京大学名誉教授。2008年より独立行政法人科学技術振興機構上席フェロー。環境省中央環境審議会政策部会臨時委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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καйυγα
9
2008年初版。環境問題について記載された本書であるが、目新しいものや新しい発見ってのは多くなかった。図解が必ず載っており、わかり易いものや概念的なものや細かすぎるものと様々。可もなく不可もなしな感想。2015/08/30
Heyryo Motoyama
0
環境問題に対してかなり中道な内容。環境問題とは0か1かの極論ではなく、リスクの選択であると。そのリスクを分かりやすく説明してくれる。2017/04/14
うろね
0
初版本が少し昔なこともあり、最新のデータとは少々異なることも書いてある。それでも環境についての基礎的な部分は図解を交えながら容易に学習できるので環境学の入門書としては良書の部類に入るだろう。2016/09/19