内容説明
回転原理から制御方法まで、カラー図版をふんだんに使い、徹底的にわかりやすく解説。
目次
第1部 モータを知るための基礎知識
第2部 直流で働くモータ
第3部 交流で働くモータ
第4部 半導体制御とサーボモータ
第5部 駆動回路で動かされるモータ
第6部 直線運動を生み出すモータ
第7部 モータの身近な活用例
著者等紹介
赤津観[アカツカン]
1972年東京生まれ。2000年横浜国立大学大学院電子情報工学専攻博士課程後期修了。同年日産自動車株式会社総合研究所勤務。東京農工大学工学部電気電子工学科を経て、2009年より芝浦工業大学工学部電気工学科准教授。主に電気学会産業応用部門にて各種委員、幹事、委員長として貢献。モータ構造、制御、パワーエレクトロニクスらを専門とし、次世代省エネモータの研究開発を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ルカ
28
直流モータの回転原理が非常に丁寧に書かれている。各部品の種類や構成、キーポイントもよくまとめられている。 交流モータの三相回転磁界も丁寧に図示されていた。 興味深かったのは、スロット数と極数の決め方だった。 モータの基礎的なことは網羅されていて、モータの入門書として最適と感じた。価格も安くて購入しやすい。 しかし、詳細なことは書かれていないため物足りない。もう少し踏み込んだ、数式を用いた解説書を次は読みたい。
YUJIRO
2
モーターの動作原理、分類、制御方法などが、豊富な図解とともに載っている。基本的に1項目が見開きに収まっているのも分かりやすい。2020/02/23
Haruki
1
「史上最強」の図解と謳うだけはある。 ほぼ絵と写真で説明しきっているが、だんだんイメージでモーターの動作が理解できるようになってきた。直流モーターから始まり、後半に交流モーターを持ってくることで、原理的な理解をはじめにできて、直流の構成の理解をしながら、その知識をそのまま交流にも生かせるので、省力化しながら、両方の回転原理を共通化して理解する。後半部の制御面や、ステッピングモーターはやや概略的な面もあるが、専門書で扱われるベクトル制御もすっと頭に入ることにつながるはず。この勢いで数式的理解に進もう。2020/10/04
ヤッシー
1
1度読んだから全てが理解できるわけではないので、辞書的に使ってます。2013/12/31
バカボンパパ
1
電験の勉強をしていて参考書じゃモータの構造が良くわからなかったが、この本で理解ができた。2012/12/27