内容説明
看護、介護、福祉、教育、職場、コーチング、コンサルテーションなど、さまざまな現場で活かせる！親しみやすいイラストやデータを使って、傾聴の実践に欠かせないポイントや心構えをていねいに解説。
目次
第１章 傾聴のデキる人は信頼される
第２章 人間の心のなりたち
第３章 傾聴の基本態度を身につける
第４章 傾聴の実践テクニック
第５章 傾聴を妨げる心の動き
第６章 傾聴の紙上レッスン
著者等紹介
古宮昇［コミヤノボル］
心理学博士、臨床心理士。米国州立ミズーリ大学コロンビア校より心理学博士号（ＰｈＤ．ｉｎ Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ）を取得。ノースダコタ州立こども家庭センター常勤心理士、パイングローブ精神科病棟インターン心理士、州立ミズーリ大学コロンビア校心理学部非常勤講師などを経る。現在、大阪経済大学人間科学部教授（臨床心理士養成第１種指定大学院）および開業オフィスで心理療法を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
38
★★★★傾聴の基礎知識だけでなく、人の心のなりたちについても丁寧に書かれていて、色々と再確認できた。いくつかの事例について、よい対応例、わるい対応例も取り上げられていて、参考になった。2017/08/17
舟江
31
人の話を聞くのが苦手なので、読んでみた。私の求めているものと少し違ったが、面白かった。また、近年こういう仕事が必要になった事に、時代を感じさせられた。2017/07/20
りょうみや
30
カウンセラーにならなくても家庭や職場でのコミュニケーションを円滑にするために傾聴術は必須であることが改めて分かる。本書の前半は人の衝動や自尊感情などの心理学の話で、それを踏まえて傾聴術の話となっている。とても分かりやすく入門書であるながら深い理解が得られる気になれる。傾聴のためにはまずは自分自身が安定していなくてはいけないため、自分自身の悩みを整理するためにも役に立つ。2023/01/25
左端の美人
28
二年ぶりに再読しました。ページ数は多くないのに読み切るのにかなり時間がかかりました。傾聴できるようになりたいと思って２年経ったということですね。改めて読んでみて自分がまだまだなこと、まず自分を癒しながらぼちぼち進んでいこうという感じです。「幸せな人は変化を恐れない」「''あるべき姿''の縛りを解くと、ラクに生きていける」2017/05/19
めんま
26
傾聴の基本を分かりやすく、平易な記述で学ぶことができる。傾聴することのメリットはもとより、なぜ傾聴が効果的になるかを人の心の仕組みから説明してくれる。2022/03/02
