内容説明
本書ではまず、基本となる立体表現の図法を例をあげながらわかりやすく解説します。それから、「どのようにメカをデザインして、どのように描くか」を具体的に紹介していきます。デザインの発想のもととなるものをどのように探し、どのように考えながら、どうアレンジしていくのか、まるでデザイナーの頭の中をのぞきながら、いっしょに描いているかのようにプロセスがわかります!実際に描くときに使える基本立体パースグリッドも巻末に収録していますので、コピーして描きこむことで楽にメカを描くことができます。どうぞ、オリジナルデザインのメカと乗り物を楽しみながら描いてみてください!
目次
1 フォルムの基本とかんたん図法(フォルムの基本;3つのかんたん図法;立体のパースグリッドを使って描く)
2 フォルム発想のヒント(スタンダードに学ぶ;モチーフを探す;なぞらえる(見立て)
組み合わせる)
3 描き方のテクニック(線の使い方;陰影のつけ方;材質感の描き方)
4 実践編(Triangular future car(近未来型自動車)
Nautilus(オウムガイ型ヘリコプター)
Skymantis(カマキリ型戦闘機)
Rhiho Robot(サイ型四足歩行ロボット)
Saint‐Jacques(大型恒星間宇宙船)
Battleship Orugam(マグロ型戦艦))
著者等紹介
染森健一[ソメモリケンイチ]
多摩美術大学絵画科油画専攻、同大学院美術研究科を修了後、ランドスケープアーキテクトとして数多くのプロジェクトに参画。芸術修士。シビルコンサルティングマネージャー(RCCM)
吉村伸[ヨシムラシン]
東京大学農学部農業生物学科緑地学専修卒業。EPI株式会社にて都市計画、造園計画・設計に携わる。その後、イラスト、パース作成を主とするMEGA DRAWINGを設立。二級建築士。2010年JARA大賞30周年審査員賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。