出版社内容情報
カテーテル治療が全盛のいま、臨床で増える拡張不全あるいは重症心不全などの診断・治療には心血行動態の知識が欠かせない。これまで心血行動態を学んでこなかった若い医師には、80のクエスチョンから今後の治療戦略のヒントが得られる入門書である。
【著者紹介】
大西内科ハートクリニック 院長／三重大学大学院医学系研究科 循環器腎臓内科客員准教授
内容説明
その患者の血圧は、上げるべき？下げるべき？ｓｔｒｏｋｅ ｖｏｌｕｍｅを意識した心不全治療。いちから学びたい人にＤｒ．大西から８０のクエスチョン。
目次
第１章 臨床心不全を理解するための心血行動態の基礎（臨床現場でいちばん重要な心血行動態の考え方は何ですか？；心拍出量は何で決まりますか？ ほか）
第２章 心不全患者の心血行動態（心不全においてどのような心血行動態の異常が出ますか？；急性心不全と慢性心不全にみられる心血行動態の違いは何でしょう？ ほか）
第３章 各心疾患における心血行動態（弁膜症の血行動態はどう考えればよいでしょう？；僧帽弁逆流症の病態は？ ほか）
第４章 治療薬使用時の心血行動態（血管拡張薬はどのように心不全に働きますか？；利尿薬は血行動態にどのような変化を起こしますか？ ほか）
著者等紹介
大西勝也［オオニシカツヤ］
大西内科ハートクリニック院長。三重大学大学院医学系研究科循環器腎臓内科客員准教授。１９６５年三重県津市生まれ。１９９０年三重大学医学部卒業。１９９６年三重大学大学院卒業（医学博士）。米国Ｗａｋｅ Ｆｏｒｅｓｔ大学循環器科留学。２００１年三重大学医学部附属病院中央検査部助手。２００３年三重大学大学院病態解明医学講座臨床検査医学講師。２００９年三重大学大学院病態解明医学講座臨床検査医学准教授。大西内科ハートクリニック開院（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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