自然のしくみがわかる地理学入門―「なぜ」がわかる地理学講義

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自然のしくみがわかる地理学入門―「なぜ」がわかる地理学講義

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860644307
  • NDC分類 450
  • Cコード C0025

出版社内容情報

本書は地形・気候・植生について「なぜそうなったのか」という視点で、自然の不思議や疑問を明らかにする自然地理学の入門書です。

地理学のおもしろさは、私たちが生活する環境の成り立ちを解き明かしていくところにあるでしょう。本書はその地形・気候・植生について「なぜそうなったのか」という視点で、具体的にわかりやすく解説。さらに世界50カ国以上を訪れた著者が体験したエピソードも散りばめられていて、リアルで楽しい内容となっています。写真・図版も満載で、自然の様々な不思議や疑問を明らかにしてくれる自然地理学の入門書です。

1 地形
 1-1 平野の地形
    沖積平野と洪積台地
    地下水と地盤沈下
    河川がつくる地形
 1-2 山の地形
    日本列島は一つの大きな山脈
    氷河と氷河地形
    周氷河環境
 1-3 断層と火山と地震
    断層と地溝
    アフリカ大地溝帯(リフトバレー)
    ライン地溝帯
    プレートと火山
    フォッサマグナ
    ゴンドワナ大陸
    マグマと岩石
    火山の分類
    堆積岩
    変成岩
    カルデラの形成
    断層と地震
    火山灰と歴史
 1-4 海の地形
    火山島
    サンゴ礁
    海岸地形
    ハドソン湾とボスニア湾
 1-5 世界の地質・地形と鉱産資源
    世界の大地形と造山運動
    新期造山帯の褶曲構造と石油生産
    石炭生産と古期造山帯
    ボーキサイト生産と赤い土壌
    銅の生産と環太平洋造山帯
    鉄鉱石の生産と安定陸塊
    大地形としての浸食平野
2 気候
 2-1 気候
    大気の大循環と気候区
    梅雨前線
    偏西風と貿易風
    大気の大循環の季節移動と世界の気候
    熱帯収束帯の季節移動
    上昇気流(降雨)と下降気流(乾燥)
    季節風(モンスーン)
    降雪量
    季節風と降水量
    海流
    気温の日較差と年較差
 2-2 気候変動
    気候変動と日本の動植物の分布
    気候変動とアフリカの動物分布
    気候変動と世界の歴史
    温暖化と氷河の縮小
3 植生と土壌
 3-1 世界の植生と土壌
    多様な植物種の日本と単調な植物種のヨーロッパ
    熱帯雨林
    サバンナ
    ステップ
    砂漠
    タイガ
    温帯の森林
    地中海性気候の植生
    森林の役割
 3-2 山の植生
    高山の「お花畑」の分布と成立環境
    熱帯高山の氷河縮小と植生遷移

【著者紹介】
1982年名古屋大学文学部地理学専攻卒業。現在、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・アフリカ地域研究専攻・地域動態論講座・准教授。専門は植生地理学・環境動態学・アフリカ地域研究。著書に『神秘の大地、アルナチャル-アッサム・ヒマラヤの自然とチベット人の社会』(昭和堂)『ひとりぼっちの海外調査』(文芸社) など。

内容説明

なぜ新宿に高層ビルが集まっているのか?実は現在の東京の地形や地盤も「氷河」が関係しているのです!地形・気候・植生・土壌について世界50カ国以上を訪れた著者がエピソードを交えて解説!

目次

1 地形(平野の地形;山の地形;断層と火山と地震;海の地形;世界の地質・地形と鉱産資源)
2 気候(気候;気候変動)
3 植生と土壌(世界の植生と土壌;山の植生)

著者等紹介

水野一晴[ミズノカズハル]
京都大学大学院文学研究科地理学専修・教授。理学博士。1958年名古屋生まれ。名古屋大学文学部史学科地理学専攻卒業、北海道大学大学院環境科学研究科環境構造学専攻修士課程修了、東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻博士課程修了。国士舘大学、茨城大学、日本大学、横浜国立大学等の非常勤講師を経て、1996年より京都大学大学院人間・環境学研究科アフリカ地域研究専攻助教授、1998年より京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻助教授。大学非常勤講師時代には、河合塾予備校大学受験科非常勤講師も務め、河合塾の地理科初のサテライト授業(全国に配信される衛星生中継授業)の講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クサバナリスト

13
『人間の営みがわかる地理学入門』が面白かったので本著も読んだ(殆どパラパラ読みだが)。高校時代、地理は嫌いだったのでもしその当時本著に出会っていたら、もっと地理が好きになり、共通一次試験では地理を社会の選択科目にしていたかもしれない。2016/07/09

かりんとー

8
(紀伊国屋書店)自然地理学は難しいと思っていたが、面白い。なぜ山手線は地上駅と地下駅があるのか、とかシーボルトとイチョウの関係とか。もし深く勉強すれば世界の見方は確実に変わるだろう。2020/05/14

ルーシー

7
まともに地理を勉強したのは中学の時だけだったように思う。この本を読んで世界の地形、地質、気候、植生が相互に関係していることを改めて学べた。この本の中ではアフリカが一番多く登場したが、一口にアフリカ大陸といっても気候も地質もバラバラで興味深かった。地理について知れば知るだけ人間の歴史(世界史)にも興味が湧いてくる。地図帳を広げながら本書を読むことはとても充実した時間だった。2020/01/19

たか

6
以前に同じ著者の人間の営み編を読んだから今回はこちらを。個人的には人間の営み編の方が好きかも。2018/08/21

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

5
地形、地質、気候、植生と幅広く解説。余談が多く、話が脇にそれるので、自分には読みづらく感じた。系統的に書かれた教科書としてじゃなくて、おはなしだと思って読めばいいのかな。「なぜ〜なのか?」というトピックが結構あるが、バシッと答えを提示せずに終わっていることがあり、モヤッとする。図や写真がたくさんあって良い。2016/09/15

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