ロールズ誤解された政治哲学―公共の理性をめざして

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ロールズ誤解された政治哲学―公共の理性をめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 503p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861101120
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C0010

内容説明

『正義論』により現代政治哲学を刷新したとされるロールズ。初期論文から没後の新資料まで理論の変遷を追い、ステレオタイプな解釈を退けることで浮かび上がる、ロールズの核心と可能性。

目次

第1部 初期ロールズ(『正議論』以前に光をあてる;議論の理論;理論形成の過程;解明と正当化の実例;コンセンサス擁護;「倫理的決定手続きの概要」)
第2部 『正義論』(奇妙な書物;反省的均衡の虚実;語用論の視点;社会契約論;二元比較という議論構造『正義論』の論理;善理論 倫理学説批判;功利主義との比較;原初状態からの正当化;正義の二原理の比較による正当化議論;財産所有民主主義という制度論;『正義論』から『政治的リベラリズム』への経緯)
第3部 『政治的リベラリズム』(政治的リベラリズムと戦後アメリカリベラリズム;コミュニタリアニズムとの論争;政治的構成主義;重なり合うコンセンサス;正の善に対する優位;公的理性/理由)

著者等紹介

堀巌雄[ホリイワオ]
1974年、京都市に生まれる。1999年、早稲田大学政経学部経済学科卒。2002年、早稲田大学社会科学部助手。2007年、早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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