内容説明
新人看護者、看護学生、助産師学生向けに書かれたグループワークや実習ですぐ使える実践型の保健指導解説書。新人看護者、学生が陥りやすい様々な問題についてそれぞれ具体的に解説。更に社会における女性のライフサイクルの変化も視座に入れた保健指導の方法についても触れ、最近クローズアップされている祖父母の孫育て、親育てについても読者と共に考える。
目次
第1章 女性の生き方の変化に伴う子育ての変化―保健指導の背景にあるもの(少子化社会の子育て;多様な親の姿)
第2章 産褥期の保健指導の展開―指導案を書く(分娩直後からはじまる生活指導、育児技術指導;退院後の育児支援)
第3章 産褥期の保健指導の展開―媒体をつくる
第4章 指導者の課題―対象者との良好な関係を築く(指導者たちの問題;指導における様々な問題;対象者ともっといい関係に)
第5章 パパママの課題・ジジババの課題―時代的変遷とジェネレーションギャップ
著者等紹介
鈴木由美[スズキユミ]
桐生大学別科助産専攻、准教授。岩手大学教育学部甲2類課程(小学校教員養成過程)卒業。館林高等看護学院、自治医科大学看護短期大学専攻科助産学専攻。栃木県の総合病院産婦人科勤務を経て桐生短期大学専攻科助産学専攻、明星大学大学院(教育学)修了。桐生大学短期大学部専攻科助産学専攻。桐生大学別科助産専攻、主任。所属学会:日本助産学会、日本母性衛生学会、日本ウーマンズヘルス学会、日本ジェンダー学会、日本嗜癖行動学会、女性の安全健康のための支援教育センター会員。専門分野:助産学、助産師教育、ウィメンズヘルス(メンタルヘルスを含む)、子育て支援(孫育て講座等)、保健指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。