現代社白鳳選書<br> 医学教育概論 〈第1巻〉 - 医学生・看護学生に学び方を語る

個数:
  • ポイントキャンペーン

現代社白鳳選書
医学教育概論 〈第1巻〉 - 医学生・看護学生に学び方を語る

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874741238
  • Cコード C3247

出版社内容情報

医師や看護師 の仕事は、人間の生命を 預かり、守る、やりがいのある、誇りを
もてる仕事であるが、最近の医療界は 医療ミスが続出し、厳しい状況にある。
そのようなミスを犯さない、 実力のある医師になるには、どうしたらいいのか?
本書では、医学生が大学での6年間、それぞれの授業や実習に、どういう観点
から、どのように取り組んでいったら、医師としての実力をつけることができるの
か、さらには日々の学生生活をどのように過ごしたら、 医師としての素質を養う
ことができるのかが、わかりやすく説かれている。
 
本講座が医学生に向けて説く内容は、 論理的には看護学生にもそのままあて
はまるので、医師を看護師に、医療実践を看護実践におきかえて学ぶことがで
きる。


第1課 医学教育の現状
 
 (1) 至るところでおきている医療ミス
 (2) 大学でまじめに学んだ人もミスを犯している
 (3) 医学教育改革の現状
 (4) 教育者のいない医学教育
 (5) 医学体系と教育論不在の医学教育
 (6) 文化遺産の集大成としての授業
  医学生の学び ― Propylaen zur Wissenschaft 1 ―

第2課 学びのゴールとしての医師像を描く必要性
 
 (1) 本講義は大学での学びの道しるべとして
 (2) 学びの目的は実力ある医師になること
 (3) ゴールである「医師像」にすべての学びを収斂させる
 (4) 解剖実習も医師としての実力のためにこそ
 (5) 医師とは何かを具体的にイメージする
 (6) 臨床実習直前に「医師像」を描いても遅すぎる
 (7) 新入生に「医師像」を描かせる「導入実習」を
 (8) 医師の実践場面を具体的に描くために、症例を提示する
 (9) カルテから、医師の行為を観念的に追体験する
  医学生の学び ― Propylaen zur Wissenschaft 2 ―

第3課 病気の診断に至る医師のアタマのはたらきを辿る
 
 (1) 症例検討により「医師とは何か」を実感として描く
 (2) 〔症例1〕の医師は「藪医者」である!
 (3) 診断までの医師のアタマのはたらきを辿る
 (4) 「病気というもの」は本当にあるのか?
 (5) 人間の正常な生理構造とは何か
 (6) 病気とは正常な生理構造が生活過程で歪んだ状態である
 (7) 現在の医学教育には「病気に至る過程」が欠落している
 (8) 症例から、病気への過程の事実を取りだす
 (9) 生理構造の歪みを助長し、病状を悪化させた医師の治療
 (10) 病気をくりかえさないようにするのも医師の使命
  医学生の学び ― Propylaen zur Wissenschaft 3 ―

第4課 医師として必要な実力とは何か
 
 (1) 自らの判断と行為が患者の生命を左右する医師の仕事
 (2) 医師の診療は命がけの真剣勝負である
 (3) 医師には細心さをもった主体的な決断力が要求される
 (4) 知識を記憶しただけでは医師としての実力にはならない
 (5) 医師として事実を把握する実力を養うには
 (6) 医師に必要なのは、生きて生活している人間から事実を取りだす実力
 (7) 「医聖ヒポクラテスの再来」と称されたトーマス・シデナムの実力
  医学生の学び ― Propylaen zur Wissenschaft 4 ―

第5課 医師は患者の事実を自らつかみ取る実力が必要である
 
 (1) 医師は患者の事実と格闘レベルで関わってこそ実力がつく
 (2) 医師には生きて生活している人間の事実を読みとる実力が必要
 (3) 五感器官を使った事実の観察がすべてだった「医聖ヒポクラテス」の時代
 (4) 受験勉強のままに医師への学びをしてはならない
 (5) 医師に必要な基礎学力とは何か
 (6) 医師に必要な事実をつかみ取る実力はどのようにしてつけるのか
  医学生の学び ― Propylaen zur Wissenschaft 5 ―

第6課 診断とは患者の状態をその過程も含めて把握することである
 
 (1) 「早期体験学習」も医師像を描くためにこそ
 (2) 医師のアタマのはたらきによって、診断と治療は違ってくる
 (3) 記憶している病名に患者の状態をあてはめていった〔症例2〕の医師
 (4) 患者の状態を把握し、その生活過程に分けいった医師
 (5) 診断とは患者の状態をその過程も含めて把握することである
 (6) 患者の事実を把握するには会話的国語力が不可欠である
 (7) ココロのこもった会話ができるために医学生がやるべきこととは
  医学生の学び ― Propylaen zur Wissenschaft 6 ―