内容説明
地球環境問題など、文明社会がもたらしたさまざまな負の作用がクローズアップされているいま、必要なのは量の時代から質の時代への移行である。「人間」「科学」「技術」がどのように相互作用してきたかをふりかえり、人間、自然、地球が豊かになるための道をさぐる。
目次
第1章 序論(人類史の展開;環境変化がもたらした「革命」 ほか)
第2章 文明と環境(文化と文明;『文明論之概略』 ほか)
第3章 科学と技術(「科学革命」の推進力;画期的な「デカルト座標」 ほか)
第4章 文明と人間(道具と機械;オートメーション ほか)
エピローグ(文明のサイクル;人類史カレンダー ほか)
著者等紹介
志村史夫[シムラフミオ]
昭和23(1948)年、東京・駒込生まれ。名古屋工業大学大学院修士課程修了(無機材料工学)、名古屋大学工学博士(応用物理)。現在、静岡理工科大学教授、ノースカロライナ州立大学併任教授。長らく半導体結晶の研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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