内容説明
点字が視覚障害者にもたらしたものとは、そして、残された課題とは何か。あらためて検証する。
目次
第1章 点字発達の歴史(点字の考案;日本点字の翻案 ほか)
第2章 点字教科書の保障(盲・聾学校の分離;盲学校における点字教科書の保障 ほか)
第3章 点字と選挙権(点字投票権の確立;点字選挙公報)
第4章 点字内容証明郵便(点字内容証明郵便問題とは何か)
第5章 点字の遺言書と訴状(点字の遺言書;点字の訴状)
著者等紹介
愼英弘[シンヨンホン]
1947年東京にて出生。在日朝鮮人2世。小学3年生の時に原因不明で失明、現在は明暗すらも判らない視覚障害者。1970年大阪市立盲学校高等部(現在の大阪市立視覚特別支援学校高等部)卒業後、1975年龍谷大学経済学部卒業。1983年大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程生活福祉学専攻修了、学術博士。1997年花園大学社会福祉学部助教授、2002年教授を経て2003年四天王寺大学大学院人文社会学研究科教授、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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