出版社内容情報
本書は、教育工学とは何かを多方向からとらえた解説書です。e-learning、イ
ンターネットを活用した共同学習など、ICTを活用した新しい取り組みについて
も、取り上げています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
客野
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教育学を学んだ人が教育工学を学ぶための教科書なので、①教育学を学んだ前提で進む。したがって、認知的徒弟制など一部の基本的な専門用語の説明がない。ここは注意してほしい。いきなり教育学勉強してない人が読んでもよくわからないだろう。②参考文献の紹介が丁寧。「入手しやすい日本語のものを優先」しているうえに「これは初心者には難しいかも」などの説明もアリ。③実践や具体的事例に即した詳細が豊富で良い。理論を実践に移す、ということだけでなく、実践した際の教員や生徒の心理などの『現実』にも寄り添っている。練習問題も良い2016/06/14
ena
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教育工学については初心者なので、全体が把握できなかったが、なかなかおもしろかった。もっと機器よりの話になるかと思ったが、教育(ストラテージーや評価等)も紹介されていた。招待といいつつもある程度教育の知識がないと読めないかも?私は日本語教育なので、そっちの話が出ていて参考になった。赤堀さんは、本当に幅広い活動されているなーと思い、この世界で生きていくには幅広い知識、または逆に専門的(日本語教育だったら日本語教育)の知識があれば有利になるかもと思ったりした。2014/02/27