目次
第1章 一年間の新婚旅行
第2章 夢のような日々
第3章 フルハウス
第4章 実りの季節
第5章 悠々自適
第6章 すばらしい人生をありがとう
第7章 思い出の物語
第8章 また会う日まで
新たな章 「二人」で紡ぎ続ける物語
著者等紹介
米沢富美子[ヨネザワフミコ]
1938年、大阪生まれ。京都大学大学院博士課程修了。同大学基礎物理学研究所助教授、慶應義塾大学理工学部教授を経て、慶應義塾大学名誉教授。不規則系研究の第一人者として世界的に活躍。96年、女性として初めて日本物理学会会長に就任。84年第4回猿橋賞、89年科学技術庁長官賞、96年エイボン女性大賞、および女性科学者の会功労賞、2000年福澤賞、05年ロレアル・ユネスコ女性科学賞、内閣総理大臣賞、大阪府知事賞、吹田市長賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
30
波乱万丈、ジェットコースターみたいな人生。本人もものすごくパワフルでエネルギッシュ。 また、静かに描かれているが、夫・米沢允晴も相当の傑物だったようだ。 読んでいると「自分はほんとに平々凡々に生きているなぁ」と痛感させられるが、それを殊更に卑下させないくらい底抜けに明るい文調なので、読後感はとても心地良かった。2019/07/22
エドバーグ
4
新しいものを作り上げるには、浸食を忘れて集中すべしとの事。いやいや、ご本人は子育て、手術にも相当な時間を取られたのに、新しいものを作り上げられている。凄いとしか言いようが無いと思います。同じ著者の「人生は楽しんだものが勝ちだ」は同じ内容で、まとまりが良いです。2021/09/29
yurari
2
米沢先生の私の履歴書は、切り取って保存してある。本当にしなやかでエネルギッシュな生き方をされている方だ。それでいて旦那さまを立てていらっしゃる。尊敬。私も自分のキャリア、女性としての生き方を考える時、米沢先生の生き方をお手本にしたい。2013/08/15
樹海迷路
1
昨年、日経新聞の「私の履歴書」での連載が人気を呼んだ米沢冨美子先生の本。私がこの本を読んだのも「私の履歴書」で知った先生のものすごくパワーフルな生き方に感動したから。この本自体はタイトルのように夫婦での人生を語ったもの。 しかし、濃厚な人生です。うらやまし!とばかり言っていてはいけない。勇気を貰った気がします。私も頑張らねば!!2013/02/23