岩波セミナーブックス<br> 正岡子規―五つの入口

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岩波セミナーブックス
正岡子規―五つの入口

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000042260
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0392

出版社内容情報

35年の生涯において,病苦と戦いつつ俳句・短歌・評論・随筆と,多くの優れた業績を残した子規.その多産性と創造性の秘密を,少年期の素読や青年期の連句修行,『筆まかせ』に見られる好奇心などに注目しながら探求する.

内容説明

短い生涯において病苦と戦いつつ俳句・短歌・評論・随筆に優れた業績を残した子規。その多産性と創造性の秘密を、青年期の連句修業、『筆まかせ』に見られる好奇心・分類癖などに注目して探求する。敬愛してやまぬ子規に捧げるオマージュ。

目次

第1講 子規の生い立ちと素養
第2講 子規の俳句―月並調の是非
第3講 子規の短歌
第4講 『病牀六尺』など、晩年の随筆
第5講 書き抜きと初期随筆

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よし

3
子規を敬愛してやまない筆者が、5つの視点から考察した講演集。あとがきに「彼は自分の関心のおもむくままに、大きな対象に向かって、ひたすら自分の持てる限りの力を尽くして取り組んだ。何事であれ実直に、丁寧に、惚れて付き合うこと・・。」虚子と碧梧桐に看取られた臨終の時、絶筆三句 「痰ー斗糸瓜の水も間にあわず」のエピソードは感動的。晩年の随筆「病牀六尺」で、「・・悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思っていたのは間違いで、悟りという事は如何なる事にも平気で生きている事であった。」ますます子規はすごい。2018/11/20

jouwe

0
講座をまとめたものなので読みやすいし面白い。2017/03/31

志保

0
筆者が読者へ語りかけているような文章なので読みやすい2012/12/09

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