出版社内容情報
資本主義の擁護と「小さな政府」の主張.70年代後半に台頭し,84年のレーガン圧勝で絶頂期を迎えたアメリカ保守主義の思想的基盤を文化・外交問題も含めて分析.その後の劇的な解体の過程を追跡する補章を加えた改訂版.
内容説明
資本主義の擁護と「小さな政府」の主張をかかげて70年代後半に台頭し、84年のレーガン圧勝で絶頂期を迎えたアメリカの保守主義。本書は、そのイデオロギー的意味内容と独自の思想的基盤を、文化・外交問題も含めて分析。その後の劇的な衰退のプロセスを追跡する補章を加筆し、十数年間にわたる保守主義隆盛の歴史的意義を総括する。
目次
第1章 現代アメリカ保守主義の世界
第2章 保守主義の理念
第3章 「大きな政府」を批判して
第4章 文化と宗教の再建のために
第5章 資本主義を護って
第6章 アメリカ的政治体制を求めて
補章 アメリカの保守主義のその後