岩波新書<br> 東京の美学―混沌と秩序

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岩波新書
東京の美学―混沌と秩序

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004303190
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0252

出版社内容情報

欧米の都市と東京を比較し,その特質を日本人の生活習慣や美学的な観点から描く.ニューヨークやパリが都市全体を考えて計画されているのに対し,東京は部分を積みかさねた都市である.一見混沌としているその中に隠れた秩序があることに着目しつつ,同時に東京の街並みに欠けている美の必要性を説き,都市計画の欠点を明らかにしてゆく.

内容説明

欧米の都市と東京を比較し、その特質を日本人の生活習慣や美学的な観点から描く。ニューヨークやパリが都市全体を考えて計画されているのに対し、東京は部分を積みかさねた都市である。一見混沌としているその中に隠れた秩序があることに着目しつつ、同時に東京の街並みに欠けている美の必要性を説き、都市計画の欠点を明らかにしてゆく。

目次

第1章 日本人の空間意識(日本人はなぜ靴をぬぐのか;日本だけの都市風景;部分発想と全体発想;平等主義かアイデンティティーか)
第2章 東京の光と影(街の観察;東京の土地問題と交通渋滞;パリ、ニューヨーク、ワシントン、ラスベガスから東京を見る)
第3章 東京の処方箋(公共空間の象徴性;住まいの充実;都市のアメニティー―逃避的・中間的・積極的;二十一世紀に向かっての東京)
終章 ポスト・モダン都市―東京(二十一世紀に向けて;変わりゆく東京)