出版社内容情報
“科学的に考える”とは? 一線で活躍する宇宙物理学者が,研究の方法,最新のサイエンス・トピックを紹介し,オウム騒動などの事件を読み解きながら,社会と科学の関係,理科を学ぶ意義を若い人たちに向けて熱く語る.
内容説明
“科学的に考える”とはどういうことだろうか。一線で活躍する宇宙物理学者が研究の方法、最新のサイエンス・トピックを紹介し、オウム騒動や薬害エイズなどの事件を読み解きながら、私たちの社会と科学の関係について考え、転回の時代に理科を学ぶ意義を若い人たちに向けて熱く語る。文科系の人も必読の本。
目次
1 私にとっての科学
2 科学の考え方
3 科学はどのように生まれたのか
4 現代の科学と科学者を考える
5 二一世紀の科学と人間
6 未来を担う君たちへ
著者等紹介
池内了[イケウチサトル]
1944年、兵庫県に生まれる。京都大学理学部物理学科卒業。現在、名古屋大学大学院理学研究科教授(理学博士)。宇宙論、銀河物理学を専攻し、宇宙や銀河の進化についての研究をつづけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。