中公新書<br> 中欧の崩壊 - ウィーンとベルリン

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中公新書
中欧の崩壊 - ウィーンとベルリン

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121006899
  • NDC分類 234.07
  • Cコード C1222

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/07/14

印度 洋一郎

2
著者はNHKの解説委員。1980年代初頭の視点で、中欧の二つの中心だったウィーンとベルリンの政治や文化的位置づけの変遷を概観する。ゲルマン民族の作った都市だが、南東に向かって開けている地理的条件から、スラブ民族の影響を受けて発展したウィーン。ドイツの辺境の町だったが、プロイセンが人為的に発展させた都市ベルリン。どちらも長らくヨーロッパ文明の中央部で二つの中心として栄えたが、第二次大戦の敗北で決定的に失墜。著者は栄光の時代を讃え、現状を嘆くが、まさかこの7年後にベルリンの壁が崩壊するとは思わなかっただろう2016/11/26

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19世紀のウィーンとベルリンについて扱った本書。一つ不満があるとすれば、ウィーン時代のヒトラーを主眼においてウィーンの文化史を述べているのにも関わらず、ベルリンにおいてそれがいかに発揮されたか、二つの年の繋がりに対してあまり触れられていないのが少し残念。じゃあなんのためにヒトラー主眼で書いたねん。という気分。2015/02/23

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