中公新書<br> 応仁の乱と日野富子―将軍の妻として、母として

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中公新書
応仁の乱と日野富子―将軍の妻として、母として

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121011572
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C1221

内容説明

畠山家の家督をめぐる内紛は、足利義政の無力な裁定のために次期将軍職継承に波及、争いはやがて京の都を焼く大乱へと拡大する。政治に興味を失った夫に代わり、若い新将軍義尚を支えて富子は活発に働く。しかし、これを見る人々の目には悪女の姿に映った。権力の座近くにあるために誤解されやすかった富子の実像とは。一条兼良らとの交流、周辺の証言を得て、乱世混迷に身を晒された人々の「今を生きる知恵と哀しみ」を描く。

目次

第1章 応仁の乱と京の人々
第2章 戦乱と疎開さまざま
第3章 終戦と戦後
第4章 室町庶民の女と富子
第5章 一条兼良の富子への想い
第6章 「七夕歌合」に探る日野富子
第7章 〈余滴〉富子と義政―同朋衆からの視点

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rbyawa

0
f092、正直なところ始めて読んだスタイルの本だったので読み方がよくわからなかったが(新書だとかなり異質かも)、要するに当時の資料の読み下し本のような内容。一条兼良のいくつかの書物や、日野富子が後土御門天皇との不倫の噂を立てられてのちの歌会の様子など、論じてあることを見たことある人のほうが少ないんじゃないかなぁこれ。著者さんの見解は述べられているが基本的には原文が載せられているので解釈はこちらに投げられている、これは確かに、複数の章を読まないとなんとも言えないし、章ごとの評価もブレて良いものなのだろうね。2015/04/17

ぱらっぱ

0
著者の日野富子に対する幼稚な感想文でしかない。不勉強からくる思い込みと感傷的な文章が多く、読むにたえない。こんな本が歴史関係の充実している中公新書に含まれているのは残念。2013/04/06

陽香

0
199310152012/04/23

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