出版社内容情報
最晩年のルーマンが,自己のシステム理論の諸概念装置を明快に解説しながら,子供という媒質(メーディウム)と取り組む教育システムの特性を描く.初期から一貫して教育に関心を持ち続けたルーマンのシステム論,円熟の到達点.
目次
第1章 人間と社会
第2章 社会化と教育
第3章 媒質と形式
第4章 相互行為システムとしての授業
第5章 教育システムの分離
第6章 再特殊化―プロフェッションと組織
第7章 自己記述
著者等紹介
村上淳一[ムラカミジュンイチ]
1933年京都に生れる。1956年東京大学法学部卒業。1993年東京大学名誉教授。現在、桐蔭横浜大学法学部教授
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