川に生きるイルカたち

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130633239
  • NDC分類 489.6
  • Cコード C1045

出版社内容情報

長江の妖精バイジーをはじめ,アジアや南米の大河に暮らすイルカたちはいま,絶滅の危機に立たされている.「日本雪男学術探検隊」に始まる調査研究の軌跡をたどりながら,「生きている化石」といわれるすがたを描き出し,かれらと私たちの共生の道をさぐる. 

内容説明

悠久の時間を紡いできたかれらはいま、静かに消えゆこうとしている。アジアや南米の大河に暮らすイルカと私たちの共生の道をさぐる。

目次

第1章 雪男とカワイルカ(ヒマラヤの雪男;日本雪男学術探検隊 ほか)
第2章 川に生きるイルカたち(クジラの祖先;カワイルカの誕生 ほか)
第3章 イルカの脳に魅せられて(ゴリラの脳からイルカの脳へ;脳の成長曲線 ほか)
第4章 カワイルカとの共生をめざして(ヨウスコウカワイルカを求めて;日中ヨウスコウカワイルカ共同研究団 ほか)

著者等紹介

神谷敏郎[カミヤトシロウ]
1930年東京都に生まれる。1964年東京大学にて医学博士号取得。1971年東京大学専任講師(医学部解剖学)。1980年筑波大学医療技術短期大学部教授。現在、東京大学総合研究博物館終身学芸員、筑波大学医療技術短期大学部名誉教授、医学博士
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感想・レビュー

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os

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冒頭にある、雪男探検隊がカワイルカを探しに行った話が小川鼎三「鯨の話」にも載っているが、探検隊出発前から小川隊長がカワイルカ探しの腹案を話していたという筆者に対し、当の小川教授は雪男探しが行き詰まったところ隊員から話があったと言っていたり、協力してもらった地元の漁師が逮捕されたのは当時インドでは川が軍事施設扱いだったからと筆者は認識しているのに、教授は何でかわからないと言っていたりするのがおもしろい。2020/07/05

os

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川に住む原始のクジラ。別に感慨はないけれど、いつか目にしてみたいな2018/11/17

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