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出版社内容情報
図書館をめぐる議論がいま活発になっている。図書館は貸本屋かという批判や、図書館は出版業の発展を阻んでいるという批判の声が高まってきている。それに対して図書館側はどう答えるのか。本書は、浦安図書館の20年にわたる実践を示すことによって、図書館の存在意義を強調するものである。
図書館がいまかかえている課題を具体的に示すとともに、専門職としての司書の重要性を主張する。とくにビジネス支援サービスに力を入れることが公共図書館の大きな役割であることを力説するほか、経営、マーケティング、サービス方針など全般にわたって、図書館ができることを明確にする。
関連書 根本 彰 『情報基盤としての図書館』 (小社刊 2800円)
序章 浦安図書館にできること
Ⅰ
第一章 なぜ中央図書館が必要なのか──公共図書館の可能性──
第二章 組織され、地域に役立つ職員集団をめざして
第三章 司書職制度を実現するために
Ⅱ
第四章 図書館はなんのためにあるのか
第五章 公共図書館経営の課題
第六章 公共図書館におけるビジネス支援サービスの現状
第七章 公共図書館は出版界の敵にあらず
第八章 公共図書館の開館時間の延長
第九章 公共図書館とコンピュータ
第一〇章 公共図書館とマーケティング
Ⅲ
第一一章 全域奉仕をめざしてきた一〇年
あとがき
索引
初出一覧
著者メッセージ
内容説明
数々の伝説に彩られた浦安図書館。その実像を、館長がいま明らかにする。イメージと現実のギャップ、あるいは社会との軋轢に悩み、考え、実行し、確かめた20年をふりかえる。
目次
浦安図書館にできること
なぜ中央図書館が必要なのか―公共図書館の可能性
組織され、地域に役立つ職員集団をめざして
司書職制度を実現するために
図書館はなんのためにあるのか
公共図書館経営の課題
公共図書館におけるビジネス支援サービスの現状
公共図書館は出版界の敵にあらず
公共図書館の開館時間の延長
公共図書館とコンピュータ
公共図書館とマーケティング
全域奉仕をめざしてきた一〇年
著者等紹介
常世田良[トコヨダリョウ]
1950年東京都に生まれる。1977年和光大学人文学部専攻科修了。1977年(株)天賞堂入社。1983年浦安市職員として採用され、浦安市立図書館に配属となる。現在、浦安市立図書館長、日本図書館協会常務理事
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