出版社内容情報
現代の社会変動と行政の関係を制度論や管理論的観点でなく，機能論や政策論的観点で捉え，農村型→都市型→高度都市型社会の移行過程で「現代都市行政」学を確立せんとす。
【目次】
はしがき
序 章 都市行政研究の意義
第１節 都市行政の政策科学研究
第２節 本研究の基本的な考え方
第３節 本書の構成
第１章 社会変動と行政の理論研究
第１節 伝統的行政学の枠組み
第２節 行政環境の変動と対応
第３節 都市研究理論の諸潮流
第４節 都市行政研究の軌道と類型
第５節 都市行政の政策科学
第２章 現代都市行政の課題と接近
第１節 都市の発展過程とその政策課題
第２節 政策課題群へのアプローチ
第３節 現代都市型行政の条件
第４節 都市行政の政策フロンティア
第５節 都市行政研究の新しい課題
第３章 都市行政の数量分析
第１節 都市行政分析の視点
第２節 都市の機能的分析
第３節 都市の需要的分析
第４節 大都市機能と大都市需要
第４章 都市機能のマクロ分析
第１節 都市機能の分析枠組み
第２節 大都市機能集積の理論
第３節 中枢管理機能の本質と動態
第４節 大都市機能と税収分析
第５章 都市需要の実証分析
第１節 都市需要の分析枠組み
第２節 大都市需要と財政分析
第３節 都市経営のコスト分析
第４節 都市行政のミクロ分析
第６章 広域行政と政府間関係
第１節 大都市圏行政の構造的特質
第２節 広域行政論の理論体系
第３節 大都市圏行政と政府間関係
第４節 アメリカ大都市圏の広域行政
第５節 広域行政の新たな展開
第７章 都市の政策過程と情報政策
第１節 行政理論と「情報」概念
第２節 行政組織原理の変容
第３節 情報政策の枠組み
第４節 都市政策と情報政策
第５節 情報都市計画の理論
第８章 国際中枢都市の都市政策
第１節 国際ネットワーク社会
第２節 東京の中枢機能の変動
第３節 東京一極集中の構図
第４節 国際金融センター
第５節 都市政策と首都機能の位置
第６節 東京の都市政策の課題
第７節 国際中枢都市への条件
終 章 新しい行政学への接近
第１節 本研究における論点の総括
第２節 農村型から都市型行政への展開
第３節 自治体の政策官庁への転換
第４節 都市行政学成立の可能性
第５節 管理行政学から政策行政学へ
参考文献
内容説明
本書は、都市社会と行政のあり方について行政学の観点から考察しようとするものである。
目次
序章 都市行政研究の意義
第１章 社会変動と行政の理論研究
第２章 現代都市行政の課題と接近
第３章 都市行政の数量分析
第４章 都市機能のマクロ分析
第５章 都市需要の実証分析
第６章 広域行政と政府間関係
第７章 都市の政策過程と情報政策
第８章 国際中枢都市の都市政策
終章 新しい行政学への接近
