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イギリス思想叢書
ベンサム

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784327352172
  • NDC分類 133.4
  • Cコード C1323

出版社内容情報

法哲学者が法典編纂に捧げた生涯とその時代

 「最大多数の最大幸福」「有益性の原理」「公益主(utilitarianism)」などの有名な言葉は、ベンサムが法哲学者として、当時、制定法のなかったイングランドにおいて、民法・刑法を含む法体系を独力で構築しようとした、近代国家構想の新しい原理であった。生涯をかけて取り組んだこの大構想の軌跡をたどる。

著者紹介/著者による他の著作等
永井 義雄(ながい よしお)
 『イギリス急進主義の研究』(お茶の水書房、1962年)他、単著7冊、他に編著2冊、共著2冊、論文多数。訳書J・S・ミル『功利主義』(共訳、河出書房新社、1964年)他、訳書(共訳を含む)14冊。国際公益主義学会(本部ロンドン)副会長。

目次
はしがき
第一章 小さい哲学者
 1 ベンサム家/2 学校/3 時代と友人
第二章 世界の市民
 1 『統治論断片』/2 波紋の拡がり
第三章「幸福は法律の影響を受ける」
 1 ロシア紀行/2『道徳および立法の原理序説』/3 体系の展開
第四章 世界の立法者と『憲法典』構想
 1 パノプティコン始末/2 世界の立法者/3 『憲法典』構想
ベンサム関連年譜/あとがき/参考文献/索引

内容説明

「最大多数の最大幸福」「有益性の原理」「公益主義(utilitarianism)」などの有名な言葉は、ベンサムが法哲学者として、制定法のなかったイングランドにおいて民法・刑法すべてを含む法典の編纂を独力で構築しようとした、近代国家構想の原理であった。

目次

第1章 小さい哲学者(ベンサム家;学校 ほか)
第2章 世界の市民(『統治論断片』;波紋の拡がり)
第3章 「幸福は法律の影響を受ける」(ロシア紀行;『道徳および立法の原理序説』 ほか)
第4章 世界の立法者と『憲法典』構想(パノプティコン始末;世界の立法者 ほか)