日本幻想文学集成 〈9〉 中島敦 中島敦

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784336032195
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

中島敦 著
矢川澄子 編

夭逝の作家・中島敦の名作をことごとく収録。「狐憑」「木乃伊」「山月記」「名人伝」「悟浄出世」「悟浄歎異」「盈虚」「牛人」「弟子」「李陵」「幸福」「文字禍」「遍歴」の全13篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

69
再読多し。再読すると中島敦氏の作品は周囲を醒めた目で観測しながらもその視点は自己へも向かう事で自己が揺らぐほど、疑わざるを得ない人々を主人公にしているなと気づいた。李徴然り、悟浄然り。特に「悟浄」シリーズは自己が揺らぐ程に何でも受け取ってしまうが為、絶対的観測者である悟浄を通して西遊記をメタ的に語る作品だ。「悟浄歎異」での悟空の強さの秘訣は目から鱗だ。そして「李陵」は李陵を弁護した司馬遷のエピソードが強烈で覚えていたが、今、読むと国に心から忠誠を誓い、行動する蘇武への屈託を覚える李陵のエピソードも沁みる。2022/01/15

timeturner

4
矢川澄子さんの解説が素晴らしい。やさしく読みやすく書かれているのに、驚くほど過不足がない。こういう解説って、よほど頭がよく、かつ対象を深く理解していないと書けないと思う。2017/06/01

橘 劫

1
中島敦の本を意志を持って拝読。この人の幻想的な文体と内容がとても心惹かれました。文字禍や山月記などはテクストに携わる仕事をしている人ならば誰しもが共感しうることなのではないでしょうか2014/08/21

蕃茄(バンカ)

1
西遊記の一行の中で馬を除けば一番影が薄い悟浄こそ語り手になりうるというのは盲点だった。孔子と子路、その他弟子たちはBLのモチーフになりそうだが多分もう結構あるんだろうなあ2014/08/17

siomin

0
中島敦といえば山月記が有名だし、古代中国の話が多いのかと思いきや、古代ギリシャの話も書いていたとは。さらにパラオの話である「幸福」は、地位と幸福は一致しないんだなと認識しました。とはいえ古代中国の話は面白く、とくに「李陵」は、司馬遷のエピソードも交えてあり、そういう背景があったのかと初めて認識しました。2024/04/30

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