- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 哲学・思想
- > 構造主義・ポスト構造主義
内容説明
20世紀最大の思想家ミシェル・フーコーの、「知」のエスタブリッシュメントの頂点に立つコレージュ・ド・フランスにおける講義(講座名;思考諸体系の歴史)の貴重な記録。1971年から死の直前の84年6月までの伝説的な講義では、壮大な思考の全容が各年度の尖鋭なテーマに沿ってスリリングに明かされてゆく。ピネルやエスキロールによる19世紀前半の実践から、ルーレなどの「道徳療法」の局面を経て、神経学の登場そしてシャルコーの舞台へと至るまでの精神医学の歴史的変容を、そこに働く「権力のテクノロジー」に焦点を定めつつあざやかに分析する。
目次
一九七三年十一月七日
一九七三年十一月十四日
一九七三年十一月二十一日
一九七三年十一月二十八日
一九七三年十二月五日
一九七三年十二月十二日
一九七三年十二月十九日
一九七四年一月九日
一九七四年一月十六日
一九七四年一月二十三日
一九七四年一月三十日
一九七四年二月六日
著者等紹介
慎改康之[シンカイヤスユキ]
現在、明治学院大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。