出版社内容情報
地方写真家が残した昭和20~40年代の記録。利水の知恵、水辺の暮らし、遊び、様々な漁法。
内容説明
水を活かし水害を防ぐ知恵とわざを受け継ぎ、田畑を潤し、山と町を筏や川舟で結び、魚や貝の漁にはげんだ日々の暮らし。
目次
第1章 川を往き交う人と船(源流;川を渡る;橋)
第2章 流れる水のうつろい(水の利用;水害;ダム)
第3章 暮らしのある水辺(きれいな水;流す;水遊びと祭事)
第4章 清流が育む川の幸(川漁;川漁の技術)
第5章 湖沼の魚介と水草(琵琶湖;宍道湖と浜名湖;諏訪湖;沼・潟;池)
著者等紹介
須藤功[ストウイサオ]
昭和13年(1938)秋田県横手市生まれ。民俗学写真家。民俗学者・宮本常一に師事し、庶民の生活を写真で記録するとともに、その生活史研究のために全国を3000日近く歩く。日本地名研究所より第8回「風土研究賞」を受ける
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